W-B-X~W Boiled Extreme~
平成ライダーって実はあまり知らないのです。
しかし・・・
この仮面ライダーWに限っては、第一話を偶然見てから
ムチャクチャはまり込んでしまいました。
「カッコイイ!」(ビジュアルだけじゃなく、ハートも)
その一端を担うのがこのオープニングテーマ。
ディテール、特に音楽に徹底的にこだわるその姿勢から、
オープニングテーマにはかなり力を入れている。
子どもに分かるかなんてどうでも良い。
そんな事を考えなくたって、良いものは子どもだって
本能的に分かるんだ。
その姿勢にアーティストも全力で応えてくれた作品だと
感じました。
そして、DVDの映像。
手を抜いてません。
アーティストもスタッフも。
カッコイイし、仮面ライダーWを観ている人は、
色々な仕掛けを発見して楽しめます。
仮面ライダー レジェンドライダーシリーズ10 仮面ライダーディケイド
平成ライダーももう十周年だったんですね。一作目のクウガの序盤を時々見ていた程度で、後は全く見たことがなかったんですが、このディケイドにしてやられました。まさかこの歳になって仮面ライダーのソフビを買い集めることになろうとは。さてこのディケイド、首が少し左に傾いた個体が結構あるようです。熱湯に浸けて矯正してもすぐに戻ってしまいます。購入の際は確認必須です。
仮面ライダー×仮面ライダーW&ディケイド MOVIE大戦 2010 コレクターズパック [Blu-ray]
夏に公開された、「オールライダー〜」より遥かに内容のある作品です。
かなり叩かれたらしいテレビ最終回から、「最終回の後に流れた予告の映像がひとつも無いぞ?」とか、
「ブレイドキングフォームの剣崎はどこ行った?」とか、「キバーラに噛まれて悪っぽくなったユウスケが、普通になってたぞ」とか、
「結局、鳴滝って何者?」とか、設定からみて「直接つながってるの?」と疑問な部分も多々ありますが、完成度で言えば、
夏の映画より断然面白いです!
特に、冒頭のスカイライダーの飛行シーンなど、今回はCGを結構頑張った感があり、迫力があります。
後半で登場する「スーパークライス要塞」もめっちゃカッコイイ!!
でかい仮面ライダーJを、G4のギガントと、サイドバッシャー・バトルモードで倒すあたりも、単純に爽快で格好よかった。
「オールライダー〜」と違い、登場させる歴代ライダーを絞ったことで、ストーリーのほうに厚みが出たということでしょうか。
ネオ生命体の子供(?)も、オリジナル同様不気味に描かれていて、その無邪気な台詞とは裏腹な残酷な行為(蜂女を吸収するあたりとか)は怖さも感じました。
「平成」ライダーであるディケイドなのだから昭和ライダーを外し、「平成ライダー」のみ勢ぞろいさせたラストも良かった。
ただ、夏海が変身した「ライダーキバーラ」は思ったほど活躍せず、ディエンドにいたってはいなくても問題ないと思えるほどの扱いでした。
「ダブル」編では、吉川氏演じるおやっさんがバッチリきまっていて、ライダースカルもとても格好良かったです。
冷静に思い返してみると、「ダブル」本編には、他にこれと言って大きな要素(敵が強大だとか、ストーリーが重厚とか)は無く、テレビの特別版的な雰囲気が強いですが、決して悪い意味でなく、あのテレビ第1話のオープニングをより詳しく描き、2人の始まりの夜「ビギンズ・ナイト」が印象的に仕上がっていると思います。
在りし日のおやっさんと翔太郎を垣間見れる、とても良いエピソードだと思います。
そして、敵を追いかけるダブルが、同じく疾走するディケイドと交わり、最後のバトルに突入します。
「ディケイド」「ダブル」をそれぞれ途中で区切り、最後に両方をくっつけるという展開もなかなかでした。
KAMEN RIDER BEST 2000-2011 SPECIAL EDITION (DVD付)
仮面ライダーキバ以降の作品で使用されたキャラソンやPVが収録されていて、すごく嬉しいです。
ただ不満を述べるなら、ワンコーラス(TVサイズ)しか収録してないディスクがあることです。
尺の関係もあるかもしれませんが、多少値段が上がってもいいからフルコーラス収録してほしかった。