2001年宇宙の旅(ノートリミング版) [VHS]
この映画がSF映画の最高傑作であることは間違いない。
小さい頃に観たときは何がすごいのか
何を言っているのかおもしろいのかおもしろくないのか
何も分からなかった。
ただ、何か有名なんだろうとしか分からなかった。
今でも完璧に理解できているかと言われると
そうとは言えないと思うが、
知能を持ったコンピューターハルなどを多少理解できるようになり、
それと、2010年宇宙の旅などを観て少しは分かったと思う。
人間がコンピューターに命も含めすべてを任せられるような時、
30年以上前に想像した人はコンピューターが任務のためなら
人の命も惜しまないという意志さえ持ってしまう。
結局最後もよく分からなくなってしまうのだが、
この映画は人間に何かを警告しているのだろう。
どこかで聴いたクラシック クラシック・ベスト101
クラシック入門にはおすすめ。タイトル通りどこかで聴いた事のある曲ばかりです。ですが、音質、フェイドイン、フェイドアウトなどを考えると最高とはいい難い。曲目もベートーヴェンやバッハ、ラフマニノフなどに偏っている感じがする。価格的には安いので、入門にはうってつけだと思います。良くも悪くも聞いて次第でしょう。
2001年宇宙の旅 [DVD]
猿が黒い板曼陀羅をみて、触り、驚くシーンからはじまり、宇宙の月で再び現れ、最後に板曼陀羅に吸収されていった先は宇宙のなか。漆黒の板曼陀羅は宇宙の入り口。宇宙全体を縮小したら曼陀羅になる。
3001年終局への旅 (ハヤカワ文庫SF)
お話でした。
このシリーズは最初の2001年が一番訳がわからないというか、読み応えのあるものでしたが、2010年、2061年と続いていくうちにごく平凡なSFになってしまっています。
決定版 2001年宇宙の旅 (ハヤカワ文庫SF)
300万年前から遠い未来まで。壮大なスケールで描かれる宇宙における人類の意味を描いた小説。
最初は人類がまだヒトザルだったころからはじまる。モノリスによってヒトザルは進歩していくのだが、外宇宙からの干渉で人類が進歩し始めるというのが面白いと思った。何らかの干渉によって進化していくという説はいかにもありそうな感じだ。話はそこから一気に飛躍して宇宙時代へと移っていく。宇宙時代の人間は月でモノリスを発見する。そこではじめて外宇宙に人類以外の生命体が存在すると気づく。
だいたい三部構成となっていて、はじめにヒトザルの場面。次に月でモノリスを発見する場面。最後にディスカバリー号で土星へと旅する場面となっていく。メインは土星へのたびでディスカバリー号での事件と乗組員ボーマンがその後体験する摩訶不思議な出来事だと思う。ディスカバリー号での事件はいわゆるコンピューターの反乱のようなもので、ディスカバリー号に積まれているコンピューター「HAL」は人間のような思考をしたためにこのような反乱を起こしたと見ることができる。コンピューターの人工知能が人間並みに思考できるようになったらこのようなことも起こりうるのではないか?そう考えると楽しみのようなぞっとするような。ボーマンが体験する不思議な出来事はすごく複雑で意味を理解するのがすごく大変だった。だいたい今でもできていないきがする。そのような理解するのが大変な描写を描くことによって外宇宙の未知なる世界を感じることができる。うまく想像できれば外宇宙に感激するもよし。もしうまく理解できないとしても外宇宙の神秘さは感じることができると思う。
言葉足りないためたいした解説もできなかったが、SFをこれから読んでいく上でも欠かすことのできない小説だと僕は思いました。