インスタント沼 ミラクル・エディション [DVD]
この映画、元気も出ますが私はジワッと泣けました。三木監督の作品はコメディながらも、根底に孤独ゆえの寂しさがこめられていて、ここに共鳴するのかいつもグッときます。
笑いながらもジーンとします。
母親が昏睡状態になっても一人ぼっちで奮闘するハナメ。
変態ぽい父親のことも好きになりながら素直になれないまま。
見かけはモヒカンだけど温かみのあるBFもなかなかいいし、
一見希望がなさそうでも何処にどんないいことが待ってるかもしれないから、ただ今不幸真っ只中の人、なにやっても上手くいかない人、孤独の人、是非見てください。
腐らないでこの映画を見て、自分の好きなものに立ち返ってみてください。
いい映画です。
深夜便のうた 歌謡曲編
いしだあゆみさんの「オアシス」をiPhoneに取り込む為に購入しました。
非常に心和むメロディと歌声で、お勧めです。
この曲は、番組オリジナルで、他のCDでは発売されていません。
他にグラシェラ・スサーナさんの「唐街雨情」も気に入っています。
他の曲も、心地良い曲ばかりですが、番組の時間帯から、全体的に
中年以上の方が気に入る曲が多いとおもいますので、購入の際は、
その当たりを、考慮される方が良いと思います。
以上、参考までにレビュー致しました。
死の棘 [VHS]
小栗監督の作品をゆっくり観てきた。本作だけが未見だったが ようやく今回観る機会を得た。
「死の棘」という言葉は新約聖書コリント人の手紙1の15章から採られている。「死の棘は罪なり、罪の力は律法なり」という一文だ。
本作は夫の浮気という「死の棘」が刺さってしまった家庭の話である。
夫の浮気は別に珍しくもなんともない話だ。陳腐と言って良い。但し 本作が展開する「棘」とは そんなありきたりな話では済まなくなっていく。観ているうちに 狂気に走っているのは妻なのか夫なのかもはっきりしなくなっていくからだ。
しかも 監督は 幾分非現実的なセットを用意して本作を撮っている。観ていると 映画というより演劇のように感じてくる。おまけに季節感が狂ってくる。夏の場面の次には 正月の場面であり まもなくススキが写りだされる。時間の推移ということなのだろうが 観ているこちらとしては 空間的にも時間的にも 混乱させられてくる。観ている場面の季節すら良く分からなくからだ。
狂っているのが 妻や夫だけではなく 観ているこちらまで狂っているような気がしてくるから 不思議だ。
本作の最後に 「救い」は用意されていないと僕は観る。最後の場面に「治癒」が見えるとも思えない。僕らは宙釣りにされたまま.....幾度か首を釣ろうとして失敗していた夫と妻とは違って......本作を観終えることになる。これも得難い体験だ。
ホノカアボーイ [DVD]
ともだちに「かもめ食堂」みたいな雰囲気のDVDないかな〜
とたずねたらこの作品を薦められた。
のどかな景色とそこに流れる空気は疲れた私の心を癒してくれました。
レオがなぜこのホノカアの地で働く事になったのかは設定は曖昧であるが、そんな事はいいのだ!
ただ賠償千恵子演じるビーさんや松坂慶子演じるエデリさんがとっても魅力的だった。
シネマで売っている「マサラダ」がとってもおいしそうだった!
ビーさんお気に入りの番組に登場するoggold549/3.html">深津絵里が
マサラダを買いにくるシーンでの松坂慶子とのやり取りが
お二人ともとってもキュートで〜す。
お薦めです。