ライヴ・イン・東京 1986 [DVD]
名義はエリック・クアラプトンですが、フィル・コリンズが楽しめますよ。
クリーム時代の曲では、ジンジャー・ベイカーばりのドラムが聴けます。
バスドラのドコドコ感は負けますが、十分に楽しめます。
ジェネシスでは、ボーカリストとしての比重が大きいですが、ドラマーとしては超一流であるのがよくわかります。
クラプトンさん、エレキでもカポつけるんですね。
シャドウズ・アンド・ライト[完全版] [DVD]
とタイトルで言うのは、特典映像はもちろん、メニュー画面、曲目選択画面すらなく、本編映像しか収められていないからです。DVDをセットするとすぐ再生が始まって、再生が終わると、DVDが停止します。そういった意味で、ヴィデオカセット時代の作品をとにかくDVDにしただけのDVD初期の作品です。ジョニのライヴ映像として貴重なのですが、それでも、ほかの特典盛りだくさんの音楽DVDとの違いで、本編しかないことには不満を覚えるでしょう。ですから、なるべく安く買ってください。
バラード
小曽根真さんのバラード集である。とてもあっさりと感じるというか、
名板さんが超美味しいお茶漬けをつくったと感じさせる作品。確かに豪快でこってりした
小曽根さんを堪能したければライブアルバムを聴けばいいと言うことか。
聞きやすいHealing Music的な曲を選んだのであるねと感じさせるアルバム。この感覚はJim Brickman作品を
聞いたときと同じくらいライトである。でも、アドリブよりメロディ重視というこの姿勢はとても聞きやすく
初めて小曽根さんの作品を聞くには良いのではないかなと思う。洗練された美しいメロディはオリジナル曲と
カヴァー作品でも健在である。僕としてはBig BandのSomeone to watch over me入れない方が良かったのではないか
と感じてしまうほど、Pianoが際立っています。美しい音でである。
昼のひとときあなたへの最高のBGMになること請け合いであると感じている。
シャドウズ・アンド・ライト[完全版] [DVD]
ジョニ・ミッチェルがジャズ路線に方向転換した時期の、貴重なライブの記録です。コヨーテに代表されるその頃のジョニの代表曲をほぼカバーしています。とにかくジョニを盛り立てるバックが凄い。若き日のパットとジャコの熱演が見られる(それぞれのソロのパートもあります。ジャコの壮絶なソロもさることながら、パットの流れるようなソロも必見)だけでも感涙ものです。ただ、ライブとは無関係のあまり意味のない映像も挿入されており、画家としての才能は1流のジョニも映画となるとちょっと、という感じを持つのが残念。その分星1つ減点しました。
ジャコ・パストリアスの肖像+2
76年に発表されたジャコパストリアスのファーストアルバムです。
サウンド的には、音楽全般を愛したジャコの音楽観を象徴するように、ファンキーなR&B、カリブミュージックの香りがするもの、ストリングスをフューチャーしたもの、ハービーハンコックとのインプロバトルが楽しめるもの、そしてジャコの超絶ベースが楽しめるベースソロ曲等々、バラエティに富んでいます。
また、ジャコの才能を象徴するかのように、ファーストアルバムにして、ゲスト陣も、ハービーハンコック、ウェインショーター、レニーホワイト、マイケルブレッカー等々、豪華で、サウンドに彩りを添えています。
その後の音楽にも大きな影響を与えたアルバムであり、未聴の方は、一聴されてはいかがでしょうか。