風に鳴る笛 岡山大学グリークラブ 第52回定期演奏会 [コーラスライブラリー]
木下牧子の「うたよ」と高嶋みどりの「風に鳴る笛」が収録されている一枚。
なかなか音源化されていない2曲を聴くことができるという意味では価値のあるCDであろう。
だが、演奏はお世辞にもよいとは言えないのが、大変残念だ。
伴奏は及第点だと思うので、ピアノの演奏を聞く、という楽しみ方もあるのではないか。
これから上記の2曲を演奏される方は、この演奏と自分達の演奏を対比するのに使うのがよいように思う。
と、ここまでは酷評になってしまったが、この2曲を演奏会で聞く機会も減っていることを考えれば、貴重な一枚だということは変わらないと思う。
音源化に感謝したい。
Rによるやさしい統計学
心理系の学者三人が著した統計学の入門書である。2章から7章まで記述統計、推定、仮説検定の基礎を扱う。6章では2標本問題、7章では分散分析を解説する。この二つの章は著者達の研究・教育分野を反映し、ていねいな解説になっている。すべてRを使った例とともに説明が進んでいく。心理学、教育学を学ぶ学生のための統計学入門にはちょうど良いだろう。回帰分析はあっさりとしか説明されていないので、経済学、経営学専攻の学生を対象とした授業で使うときは回帰分析について補足が必要であろう。
政治家の殺し方
わが国の地方政治の実態について改めて多くを教えてくれる、まずは快著であろう。地方議会とマスコミの偏向さや役所文化の問題点の指摘など、裨益するところ非常に大であった。(それにしても、通勤定期代の支給を1箇月毎から6箇月毎に変更しただけで市長を「一部賃金取戻請求」で訴えた59歳の職員(即ち、それ迄は差額をポケットに入れていた)がいたとは、全くもって吃驚である(127〜8頁)。バカじゃないの。)
「政治家を殺すのに刃物はいらない。スキャンダルをでっち上げればいい」(16頁)。
「ところが、地方議会にはそういう自浄作用がない。多数党の党首が首班となり、与党と野党がはっきりと分かれる国政と違って、地方自治体では首長と議員をそれぞれ直接選挙で選ぶ二元代表制をとっているからだ。そのため、ただでさえ議員同士は仲間意識があり、オール与党となれば、なおさら議員同士が激しく監視し合う機能が働かず、おかしな言動が是正されない」(55頁)。
「ここで辞任を表明すれば、市長選挙を衆議院選挙にぶつけることができ、同日選挙が可能となる。そうすれば、市長選をオール与党で戦うことはできなくなる。市議会議員たちの候補者擁立の談合を阻止できるのだ」(77頁)。
「各選挙区の議員定数も、横浜の場合、最大8人だから各区で過半数を取る政党が出現しないということもあり、自公民の4党が組むなどして与党を構成する。その方が議会運営がしやすく、みな与党になれるから行政との関係も良好になる。はっきりいえば、陳情や予算要望などを通しやすくなるということだ」(77〜8頁)。
当方も不可解に思っていた2009年7月の突然の辞職の事情(正式な任期は2010年4月迄であった)も、レームダック化の回避(74頁)とオール与党の相乗り候補出現の阻止(77頁)という事情の下でのことであり、これはこれで漸く腑に落ちた。ただ一方で、利権構造の実態や様々な勢力との暗闘、氏の実際の言動やその政治改革の諸相については、もっと具体的な記述がほしかったようにも思う。この点に関しては、今後の第三者による更なる検証本(追及本)の登場を待ちたい。
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