エリン・ブロコビッチ (名作映画完全セリフ集―スクリーンプレイ・シリーズ)
英会話の教室や教科書では出てこない日常にある事で且つ文句を言いたい人にとってはとてもためになる教材。英語でどれだけの文句がいえますか?これくらいの事がクレームとして言えないならば、英語圏とか外国の人間からは「ゴメンナサイ」は言われない。日本にいたって腹が立てば沢山文句も言うし、または自己を弁護したいときも沢山の事を並べます。そういう意味ではとても面白い教材。英語を生活の道具にするにはいい感じです。スラングはありますが、これくらいのモノならば(映画としてOKなので)大したことはない。というかこれくらいならば逆に覚えておくほうが、相手との会話にも役に立つはずです。
エリン・ブロコビッチ【字幕版】 [VHS]
DVDのキャッチコピーに 「OK、巨乳で勝負するわ」 と大きな文字であります。確かにそのようなセリフはありますからウソではありませんが、しかし・・・・。ジュリア・ロバーツの容姿の美しさのためか、随分軽薄な売り方をしてしまったようです。
この映画は彼女の外見的美しさを見せる映画ではなく内面の躍動感を売る映画です。もっとずっと中身の濃い映画なのです。もっとも、社会派を前面に出すような、涙を誘う深刻な映画でないことも確かです。重いテーマを軽快なサクセスストーリーにして描いた所に、大ヒットの要素があったとも言えます。
そのことはDVDの特典映像の未公開映像の解説を見るとよく分かります。なぜそのシーンをカットしてしまったか?テンポが遅く重くなりそうな場面を全てカットしていると監督自ら説明しています。このあたりに監督のテーマに対する拘りとそれを実現する手腕が見て取れます(ビデオにこの部分が収録されているかは未確認)。
ジュリア・ロバーツもおそらく同じ思いであったのかと想像します。外見の勝負ではなく内面の勝負、かといって重々しくなく。アカデミー賞受賞の時は、この映画で受賞することの嬉しさが心から表れているような笑顔であったことを思い出します。
ムービー・ヒッツ(2)
聴くだけで思い出がよみがえるほど懐かしい「夢のカリフォルニア 」「雨にぬれても」「ロック・アラウンド・ザ・クロック」、最近観た映画がありありと浮かんでくる「ロック・イズ・デッド」「オール・バイ・マイ・セルフ」、新旧の映画音楽がこれでもか!というぐらいに収められていて、とってもお得です。
ただ、どちらかというと、個人的には前作の「ムービー・ヒッツ」の方がたくさん好きな曲が収録されていたので、前作に軍配が上がってしまうんだけど・・・。でもこちらは最新の映画がたくさん特集されているので、最新の映画音楽に注目している方は要チェック!です。
エリン・ブロコビッチ コレクターズ・エディション [DVD]
映画館での予告を観た時は、あまりぱっとした感じに思わなくて、でもなんか気になって見にいきましたね。予告と本編があまりに異なった感じで、驚きました。人間頑張れば何でも出来るんだ、道徳や人との信頼関係は大切なんだ、と実感し、映画終了時には勇気や希望が自分の中に満ち溢れていました。
とっても元気の出る映画ですね。
またこの映画が事実を元にしたものであること、まだエリンは裁判で闘っているという事実には驚き、企業の利益優先の不道徳さに怒りを感じずにはいられませんでした。
サウンドトラック・フェイヴァリッツ
昔の映画のコンピレーションアルバムが多い中で、ちょっと他にみたことがないセレクトで若い人にもとても楽しめる作品だと思います。感動系の映画が好きな人にはたまらない作品だと思います。