【日本語字幕入・解説書入】グレイテスト・ライヴ・アット・モントルー2011 [Blu-ray]
昨年7月のモントルーでのサンタナのステージの記録だが、本編だけで2時間46分(クレジット・ロールのバックで聴こえる演奏を含めて)。その半年前にシンディと結婚して新婚ホヤホヤということも一因なのだろう、サンタナが放出するポジティヴなパワーに煽られっぱなしになる。インタビューではレディ・ガガに触れたりしており、彼の様々なことに関心を持ち続ける姿勢は見習いたいものだ。
BDでモントルーのライヴ作品を視聴したのは私にとって本作が初めてだが、画質、そしてDTS−HDの音質は文句なし。臨場感満点。
サンタナのギターもさることながら、デニス・チェンバースを中心とするリズム隊に実力者が揃っていて全体の音をしっかり支えている。そのデニスの約5分のドラム・ソロがM20で聴ける。さらにM10はベニーとシンディによるベース&ドラム・デュオからシンディの約4分のドラム・ソロへとなだれこむ。この2つのドラム・ソロがステージの流れにメリハリをつけている。
グレイテスト・ライヴの名にふさわしい、サンタナGH的な選曲なので新旧のファンともに楽しめる。古いファンとしてはM17後半で至上の愛を聴けるのが嬉しい。サンタナがギターで例の4音を出したな、と思ったらサッと至上の愛に切り替わる瞬間がたまらない。その4音の繰り返しをバックに最後は君たち1人1人に価値がある、世界を変えられる、なぜなら愛と光があるからだ、という説教をしてしまう部分も愛すべきサンタナのキャラクターの一部。そのお説教の後、クリームの名曲M18にスイッチするのも見せ場だ。
お説教はもう1箇所あって、それがM12。東日本大震災のことにも触れながら、人々は以前よりも思いやりを持つようになった、地球規模で人々を支援する輪を作ろう、と呼びかける。
細かいことだが、日本語字幕でサンタナの1人称を俺としている。僕の方がしっくりくるのでは?
Songlines Live [DVD] [Import]
LIVEの醍醐味、汗、体感、喜びにあふれ、興奮感動!
初っ端から、デレクのピックレスの指使いに目を奪われてしまう!
あっぱれ!感服!拍手喝さい! こうなったらナマデ見せてください〜〜
LIVE感にあふれた映像、音に大満足☆
ボーカル他メンツは、ソングラインズと一緒
各自ノリのよさ、テンションも高く、プレイすることの喜びがダイレクトに伝わってくるよう〜
デレクの軽妙なバッキング、相変わらずのクールな表情でのアドリブに鳥肌・・・!
デレクファン必携のLIVEと独断する次第!
US盤は、リージョン・フリーでした〜〜
【日本語字幕・解説書入】グレイテスト・ライヴ・アット・モントルー2011 [DVD]
2011MontrenX聞きました。サンタナ奥さんシンディが前半の凄まじいドラムソロで
ブッ飛ばします。続いて中盤をデレクトラックスとスーザンテデスキ夫妻が爽やか
に盛り上げ、負けじと後半はデニステェンバーがトリッキーなドラムソロで爆発!
キーボード交代が寂しいが今度のおっさんは初期グレッグ・ローリーそっくりのソ
ロで好感度有り。オシャレになった「ヨーロッパ」やラテン調になった「オープン
インビテーション」乗り乗りの「サンシャインラブ」も絶好調!バカボンのパパは
相変わらずの怒涛の轟音熱血ギターで最高です。
Already Free
若くして才気溢れるギターリスト、デレクのスライドギターが縦横無尽に炸裂する「Already Free」。タイトルではないが、自由で余裕すら感じさせる内容に仕上がっており、期待通りの出来であった。フロリダのホームスタジオで自らがプロデユースを担当しており、Doyle Bramhallも2曲ヴォーカルで参加している。彼の参加が、作品を更に幅広いものにさせている。デレクのスライドギターは、オリエンタルな雰囲気を感じさせる独特なフレーズである。一度聴けば忘れることのないその音色は、このバンドと作品において最大の武器である。このバンドのヴォーカルは、グレッグ・オールマンを彷彿とさせる渋さがあり素晴らしい。この二つの要素で十分に事足りるが、プラスしてソングライティングの良さが加味されるのだから結果が付いてくるのは当然であろう。#4では渋いR&Bに、#7はウエストコースト風でアコースティックギターが印象的であるし、#9はオーディズのような貫禄を感じさせる曲に仕上がっている。この若き天才は演奏力だけでなく、良いものを吸収する力と人から愛されることにも群を抜いているようだ。
Revelator
スーザン・テデスキを知らないデレク・トラックス・ファンの不評というのは参考にならない。
ブルース、ソウルに根差した実力派ミュージシャンの、アメリカン・ルーツ・ミュージック意欲作。
ジョー・ヘンリー好きなどにも薦められる奥行きある作品。
デレクが単なるギター・ヒーローではない地に足のついたミュージシャンである事も分かる一枚。
返す返すも彼のファンの無理解が残念。ルーツ・ミュージックも聴けば、より彼のプレイを評価できるようになるというのに。