釣りキチ三平
これをプレイしたのって、小学校低学年だからもう10数年も
前なんですよね・・・。でも、今でも印象に残ってるソフトです。
さすがに細かいことは忘れてしまっているので曖昧な説明に
なると思いますが、そこはご理解を(笑)。
プレイヤーは主人公の三平となり、釣り大会に参加、クルーザーに乗って
カツオやらカジキマグロといった大型魚を釣ります。
確か釣り上げた魚の重さで順位が決まっていく方式だったと思います。
釣りは、魚影が見えるわけでなく、仕掛けを投入したらひたすら
アタリを待ちます。その間、ボートに同乗している仲間があれや
これやとアドバイスしてくれます(役には立ちませんが)。
見事ヒットすれば、竿を動かし、リールを巻いて魚と格闘しますが、
釣り糸のテンション表示があり、より緊迫したものに仕上がっています。
そして、隠しボス的な存在としてデビルマーリン(記憶曖昧)が
います。コイツを釣り上げれば大会1位確実ですが、釣り上げるのは
非常に困難。リールを少しでも巻けばテンションがレッドゾーンに
入ります。見事釣り上げれば、その巨大さに圧倒されるでしょう。
そのほかにも、釣り上げた魚に「グサッ」と鎌(?)を打ち込む
シーンがあったりして、なかなか演出が細かいです。
このソフト以降、スーファミ、サターン、プレステ、プレステ2と
色々な釣りゲーをしてきましたが、私的には今でも「釣りキチ」が
No.1の釣りゲーです。PS2あたりに移植されないですかね(笑)。
釣りキチ三平(7) (講談社漫画文庫)
釧路湿原で、2メートルのイトウに狙いを定めた三平と谷地坊主。
三平の天才的な釣りのセンスと天真爛漫な心根に大男・谷地坊主もすっかり三平に心を奪われます。
二人は特製のルアーを開発して怪物イトウに向かいます。
一緒に釧路にやってきた魚紳さんは、三平には内緒で彼の父の行方を追っています。
三平の父を最も良く知る男は、釣り仲間の谷地坊主であることがわかります。
運命は三平を谷地坊主と引き合わせたのか。
そんなこととはしらずに、遂に怪物イトウの魚影を掴まえた三平と谷地坊主。
しかし、この怪物は生半可なことでは釣り上げられません。
文庫本で3冊の分量で描かれるイトウ釣り。臨場感満点。抜群の面白さです。
釣りキチ三平 平成版(12)御座の石/能登のタコすかし (KCデラックス)
昭和の三平君に没頭して全巻そろえていた40代の私ですが、平成版が出てからも子供の頃と同じ気持ちで毎巻かならず購入しています。しかし、もう12巻になるんですね。はやいものです。御座の石は、展開が面白かったです。
釣リキチ三平 平成版(3)鮎の夏2002 (KCDX (1618))
この3巻の話は、平成版釣りキチ三平の中で最も好きな話です。
自然の薫りあふれる、三平君の近所の清流が今回の舞台です。
矢口先生ご自身、一番好きな釣りは鮎の友釣りだそうで、
アユ釣りに対する思い入れは読んでいてひしひしと伝わってきます。
そういえば、この3巻の話を描く模様はNHKの「にんげんドキュメント」で
放送されていましたね。
大自然を相手にしての釣りを楽しまれている諸兄にぜひおすすめの一冊です。