
Thunderdome
アンディ・デリス(HELLOWEEN)が脱退以降、ここ日本では全く注目されなくなってしまいましたが、アルバム『ELECTRIFIED』(98年)以降は安定して高品質のHRを発表し続けています。そして今作『THUNDERDOME』もまた、優れたHRアルバムです。特に3以降の流れは完璧です。そして6や13といったバラードでのデヴィッド・リードマンのエモーショナルなヴォーカルは素晴らしく必聴ものです。
アンディ・デリスが脱退し駄目になったと某雑誌等はみなしていますが二代目シンガーのデヴィッド・リードマンは前任者よりも歌唱力やシンガーとしての存在感は上ではないかと思います。今となってはマイナーなバンドになってしまいました、質は絶対に保証できる素晴らしいアルバムですし、そしてこのアルバムで再び日本でも評価されることを願ってやみません

Pink Cream 69
PINK CREAM 69といえば、ドイツのmusician's musician(ミュージシャンから高い支持を得ているバンド)として有名だった。
当時ドイツといえば、メロディックスピードメタル全盛期だったが、彼らの音楽は本当にオーソドックスなハードロック。各曲にもうけられた「フック」は本当に絶妙でアンディのボーカルをうまく活かしており、すばらしい。歌詞もいい感じで、玄人受けしていたのもうなずける。