名曲で綴る世界の旅 DVD-BOX
ナレーションの音声が入ってないので、音楽に集中できます。そこは評価できます。
でも、少し説明不足かな。
せっかくの音楽も題名が書かれてないので、知らない曲については分からないままなのが残念です。
(名曲アルバムのイメージで買ったので、そこがとても残念でした)
映像の説明も入れてもらえたら、居間にいながら世界旅行に出ているような気分に浸れただろうな〜と思います。
(こちらは、世界の車窓からのイメージを持っていたので、少し期待外れでした)
ラヴェル:ピアノ作品全集
1968年の録音。モニク・アースの円熟期のもので聴いていてとても落ち着いた気持ちにさせてくれる。
昔、フランスのレーベルで『カリオペ』という優れたレーベルがあった。あまり有名ではないがしっかりとした演奏と録音技術で自国の作曲家の作品を次々と取り上げていた。その中でも、このラヴェルの『クープランの墓』の演奏は今でも忘れられないくらいのインパクトで心に残っている。アースの演奏はそのカリオペ盤には若干劣るがラヴェルのこの曲の美しさを素に表現していて光る。2番目に好きな演奏だ。(●^o^●)
他の曲も素晴らしい。しかしながら僕にとってはラヴェルのピアノ曲の演奏を買うかどうかは『クープランの墓』の出来映え次第だ。(●^o^●)
ドビュッシー / ラヴェル [DVD]
入念なリハーサルを重ねてきて、楽団もチェリビダッケの要求が体に染み付いた状態になっているようですね。非常にクオリティが高いです。
また観客も、時折天井を見上げたり目をつぶったりしてこちらもまた指揮者の求める音を感じ取ろうという心構えが出来ているように見えます。
オーケストラを上から見下ろすようなアングルで映し出されている映像を見ると、指揮者はいつもこのような視点でオーケストラを見下ろしながら指揮をしているのだろうと思わずにいられません。演奏効果がよく計算された美しい演奏だと思います。
ドビュッシー:歌劇《ペレアスとメリザンド》全曲 [DVD]
とってもマイナーなオペラです。
ドビュッシーが残した、生涯唯一のオペラ。
この幻想的な演奏は、ドビュッシーの表現したかったものに忠実かどうかはぼくには分かりませんが、1つの美学を貫いている事は確かです。シュールレアリスムという美学を。
作曲の時代はプッチーニと重なるけれど、イタリアのグランドオペラとは全く異なる芸術がここにあります。
おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)
前作も読みました。元々音楽が好きなので、題名につられて買ったのですが、すごく面白くて次回作が出たら絶対買おうと思っていました。
そして待望の新作。
書店で見つけて、迷うことなく購入しました。
感想としては、面白かった。
読みやすいし、ストーリーも分かりやすい。
ラフマニノフのピアノ協奏曲2番を聴きながら、一気に読みました。
私はこの小説、すごく好きです。
前作を読み終わって、次回作は題材に音楽を持ってくることはないかなと思っていたので、今回もまた音楽が題材で、すごく嬉しかったです。
次回作も出たら、絶対読みます。