聖戦の系譜の攻略本は多かれ少なかれデータに間違いがあります。
この本でもキャラクターのカップリングや成長率等で粗が目につきました。
編集者は実際に「聖戦の系譜」を遊んだのかと問いたくなるものも少なくありません。
例えば、ラケシスとデューの組み合わせなどが掲載されていますが、この組み合わせでは太陽剣を継承できません。
フュリーとアレクの組み合わせも、これではセティの魔力が弱体化して使いにくくなる可能性があります。
他にもパティが最初から追撃のスキルを持っているかのような表記などが挙げられます。
神族の血による武器レベルの表記や、クラスチェンジ後の兵種クラスの写真など、間違いは本当に多いです。
もちろん大半の情報は正確ですが、攻略本の全てを信じてプレイするのは少し危険です。
後半部のカップリングにおける編集部の意見なども荒が目立ちます。
このゲームでは戦闘スキルの「追撃」が重要な要素なので、スキルの継承と子供の兵種を考慮すればその組み合わせは限定されると思います。
どのゲームにも言えることですが特に聖戦の系譜は1回のプレイで概要を把握してその反省をもとに次回の攻略を考えるのが良いと思います。
あくまで攻略本のデータや戦略は補助的なものとして扱うことをおすすめします。
ユリアーナ・シャノーが歌うテーマソング「Blow’in in the Wind」と「Wind」が収録されている点はSFCのサウンドトラックでは珍しいです。
聖戦の系譜のように各章ごとに曲が変わらないので、曲数は少ないですが音の質はかなり良いほうです。
「トラキア776 FEのテーマ(イントロ付き) 」は相変わらずいい出来でおすすめします。
この他にも、神秘的な雰囲気が漂う「章の中で サラ」はおそらくゲーム中で2,3回ぐらいしか聴けない貴重な音です。
数ある「エンディング〜」もこのゲームをクリアした人にとっては感慨深い曲だと思います。
値段は少し高めの設定ですが、FEファンなら買う価値のある商品です。
これは、2001年8月に一弾が登場したファイアーエムブレム(FE)シリーズのトレーディングカードゲーム(TCG)の初代スターターパックです。 このパックには最低限必要な『ユニット』(キャラクターが描かれているプレイする上で必要不可欠なカード)と、武器・魔法(『ユニット』に付与することで戦闘力に幅を持たせることができるカード)『サプライズ』(ユニットの戦闘力を上げたり、相手の妨害をしたりなど、さまざまなハプニングを起こすことが出来るカード。)『土地』(マップ上に設置することでさまざまな効果をもたらすカード)などのカードが入っています。 また、ルールブックやチップ、紙製のマップなどゲームに必要なものも一緒に入っています。 3×4のマップを使ったゲームのルールはやや難しいところがあるものの、このシステムだからこそできる遊び方も数多くあり、慣れると病みつきになる面白さです。 ただ、2004年10月現在では他の弾に比べるとユニットはどうしても戦力面で見劣りしてしまいます。(他の弾では強いユニットが数多く登場しているので)なので、この弾は武器・魔法・サプライズ・土地などを集めるものとして考えて下さい。(ブリアン・LV10ユリア、Sオイフェなどは今でも人気は高いですが)
●初代12聖戦士のイラストポスター ●ユグドラル大陸各国の国家紹介 ●インテリジェントシステムズ社公認のキャライラストとデータ ●IS社HPに以前掲載されていたコラム(サイドストーリー) ●加賀昭三氏インタビュー ●味方キャラクターすべての成長率(神族別成長率) ●16パターンすべてのオープニングデモ など、見所はバッチリ! 初公開キャラは ●アルヴィスの父親ヴィクトルと母親シギュン ●アミッドとリンダの母親エスニャ ●エルトシャンの妻でアレスの母親グラーニェ ●イザーク国王マナナンと王子マリクル (少年時のシャナンが特に良い) などが載っています。 味方キャラを重点的に掲載してるので、敵キャラが アルヴィス・ユリウス・マンフロイ・トラバント位しか 掲載されていないのが残念です。 とは言え、 聖戦の系譜の世界観が見事に再現された 逸品である事は間違いないです。
|