第45話・46話(終)のレギュラー2話と、十年目の再会・二十年目の選択・三十年目の運命、が全て収録された贅沢な1枚です。
画質はリマスターしたと言っても、ほぼ当時のままで良くはありませんが、BD特有の長時間収録(393分)を生かされた逸品です。
画質の分、☆一つ減しました。あとは申し分ありません。
当時から番組内に流れる挿入歌が大好きでした。あれから35年も経ちますが、あの時の記憶がよみがえります。 特に「流れ雲」のアレンジは秀逸です。
職場の先輩の出身校がドラマの撮影の舞台で 後年カメラ持って見学に連れて行って頂きました♪
他レビュワ―の皆さんに作品の良さは語り尽されていて重複するだけなので他の視点から述べます
BDなら多分2枚で全13話収録可能で収納スペースも小さくなるし画質も向上しますし管理も楽になります
もちろんVHS程では無いですがDVDも並べると結構と場所を取るため、値段を下げてBDでの再発売を心から願っております
何卒BD宜しく御願い致します
この国は戦後、一心不乱に復興発展の時期を走り抜け1975年、一種の国家的倦怠感にあった。何もかもに疲れ果てている。若者達にとっては将来に夢も希望もない、ただ決まりきった線路上の平坦な道のりを淡々と歩むような脱力感に苛まれていたであろう。そんな中このドラマにおける3人の若者は何故か眩しい存在感を放っていた。彼らの生き方はこの時代の若者達の「理想」であろう。そこにはいわゆる青春の輝きと自由を追い求めながらも現実に向き合う事を余儀無くされる3人の葛藤や苦悩が視聴する若者達の姿に投影されていた。しかし旅は続くのだ。青春の旅路は傷だらけながらも眩しく楽しいモノだと3人は教えてくれている。「面白き事も無き世を面白く」である。今の世も倦怠の時代である。だとすれば今の世の若者達にも是非このドラマを見て欲しい。
|