この作品が創られた時代が冷戦時代とあって、 皆が恐れていたアメリカとソ連の核戦争が 異星人の介入により始まるという 現実にクロスしたような物語です。 地球を守りたいと思う地球人と異星人の混血の主人公の心の葛藤と それを追う先輩的存在の義兄と戦い。 同年代の地球人に全く拒絶されるのが悲しい物語の始まりです。 地球を目指して敵の追撃をかわしつつ月に向かう中、 この作品の最大の特徴とも言えるあの有名なV-MAXが初めて発動される。 そして兄とも慕うゲイルを誤って殺してしまう。
未発表曲「presence」は、徳永さんの過去との葛藤と未来への決意を物語る曲だと思います。バラード寄りのこの曲は「太陽の少年」や「bless」の頃の雰囲気に近く、私は好きです。
そして、このBOXに収められているアルバムはすべてリマスタリングされています。原盤よりも遙かに音がいいです。原盤ではあまり魅力に感じなかった曲も、リマスタリングによって数多くお気に入りになりました。未発表曲も聴き応えがあり、ほとんど文句はありませんが、唯一歌詞カードには残念に思いました。中身は歌詞が綴られているだけの簡素なもので、一切写真はありません。(「presence」の分厚い歌詞カードの後ろにはありますが。)ただ、それを差し引いてもこのBOXは素晴らしいです。
何と言っても「光になったエイジ」は必見。前半、もしかしたら全話中最も感動できる話かもしれません。有史以来初めて団結する世界という皮肉や、アンナが雛菊の花をエイジに渡すシーンなど見どころ満載です。
この作品が創られた時代が冷戦時代とあって、 皆が恐れていたアメリカとソ連の核戦争が 異星人の介入により始まるという 現実にクロスしたような物語です。 地球を守りたいと思う地球人と異星人の混血の主人公の心の葛藤と それを追う先輩的存在の義兄と戦い。 同年代の地球人に全く拒絶されるのが悲しい物語の始まりです。 地球から来た少年達と殴り合いの喧嘩をしたりしながら、 グラドスの同胞達とも戦わなければならないが命を奪う事までは出来ないエイジに 執拗なまでに敵が襲い掛かる。
釣りを題材とした推理小説7篇が収められている。
収められているのは、西村京太郎「幻の魚」、森村誠一「溯死水系」、西村寿行「海の修羅王」、久生十蘭「鎌いたち」、太田蘭三「寒バヤ釣りと消えた女」、平野肇「谷空木」、松本清張「眼の気流」。
正直なところ、どの作品もいまいちだと思った。まず、ミステリとしての完成度が低い。また、釣りや魚の描写に魅力がない。
書き手が悪いのか、釣りがテーマにしにくいのか・・。
|