ほかの角川ソフィア古典シリーズと同じく、現代語訳が非常にあっさりとしています。 ただ読むだけなら良いでしょうが、「え、ここはこれで流して良いの?」といった箇所も。
もう10年以上前にジャンプで連載されていましたが、今読んでもかなり面白いです。次々と繰り出される下ネタにホ○ネタ(笑) 下品ですが、キャラクターがみんな憎めないキャラで、絵が線の細い綺麗な絵柄なので嫌な感じは全くしません。かなりお薦めですよ!
オリジナル Audio-CDと、完全再現ライヴ DVDを、セットにした特別盤。「古事記」は勿論、日本誕生を描いた、国内最古の書物である。
「シルクロード」時代はポップで短かった曲が、本作では6〜9分と大作化。聴くのに少々決意が要る(笑)ようになったが、ビルボード・イージーリスニング部門で1位を独走したことからも分かるように、楽曲のレベルはとんでもなく高い。
特に凄いのが「饗宴(MATSURI)」だ。「シルクロード」と並ぶ、喜多郎の代表作となったこの曲。天照大神(あまてらすおおみかみ)を天の岩戸から誘い出そうと、宴を催すシーンを描いている。ピーヒャラ・ピーヒャラと楽しそうな笛の音が見事にシンセで表現されている。遂に天照大神が姿を現し、世界に光が戻ったシーンを表したエンディングは神がかり的だ。
饗宴(MATSURI) 主旋律:
ラーラーソーラソ|ミーミーレーミレ|ドードーシードシ|ラーラーソーラソ|←段々下がる
ミーミーソーソー|ラーラードーミー|ソー ←段々上がる
音源サンプルが見つからなかったら、上記をピアノで弾いてみよう。凄いメロディーだから!
オホクニヌシノ神が、スサノヲノ命から、その娘であるスセリビメを奪うくだりは、なかなか、味がある。自分の娘を他の男にとられまいと、スサノヲノ命はオホクニヌシノ神に、はかりごとを仕掛けるが……。うーん、ここでのスサノヲノ命の最後の台詞には、〈敵ながら天晴れ!〉、〈娘を頼んだ!〉、的なニュアンスと、負け惜しみのにおいとが混合しているような気がする。味がある、というか、読み応えがある、と言うか……。『古事記』における名場面の一つかもしれない。
オホクニヌシノ神についてもう少し、言及する。彼には〈合わせて五つの名〉があったそうで、そのせいか、〈大名持の意味の大穴牟遅神(オホナムヂノカミ)〉という名も持っていた。ここでなるほどと思ったのは、スクナビコナノ神は、どうやら、別名がないらしい、一つしか名がないから少名毘古那神(スクナビコナノ神)、というのだな、ということだ。二人はあるいは、でこぼこコンビ、の鼻祖であるかもしれない。
オホクニヌシノ神についてなお少し、言及する。彼には、アシハラシコヲ、という名もある。『古事記』ではその名は〈葦原色許男〉とあてられているが、『日本書紀』では〈葦原醜男〉となっている。不思議な現象である。〈色許男〉。色を許された男、あるいは、色男として許されている男。〈醜男〉。ぶおとこ。なんでこんなことになってしまったのか。謎だ。色男をそのまま、色男と呼んだのが『古事記』の筆記者で、いや、あいつは俺より格段にイイ男で、癪に障るから、ぶおとこ呼ばわりしてやろう、ははっ、なんて焼き餅・嫉妬の感情にとらわれたのが『日本書紀』の筆記者だったろうか。やはり謎だ。
謎といえば、『古事記』と『日本書紀』とでは、ヤマトタケルノミコトの兄弟間における関係、父子間における関係の描かれ方が、ぜんぜん違う点が、インパクトとして残った。具体的な例は、挙げないが、なんでこんなに違うものになってしまったのか。謎だ。それぞれの成立年代におけるイデオロギー的なことが、あるいは、影響しているのだろうか。
90%以上の値引率を不審に思って調べたら、同じメーカーの時計を扱うサイトでの価格はせいぜい2万円(同じクォーツ時計)程度でした。 http://www.salvatoremarra.com/index.html (Salvatore Marra(サルバトーレ マーラ)オフィシャルサイト)
こちらに掲載されている商品はありませんでしたが、10万を超える参考価格は眉唾物だと思います。
ただ上記のサイトに掲載された商品に比べれば安いようですし、参考価格は無視して他の情報から判断して、気に入ったなら購入すればいいと思います。
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