典型的ひこにゃんのんくんの情熱時事評論
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賭博黙示録カイジ 全13巻 完結コミックセット(ヤングマガジンコミックス)
どう考えても納得のいかない箇所が多すぎる。
カイジは借金の連帯保証人となり、借りたヤツが逃げたから借金を背負い、
船に乗船するのだが、その船に借りたヤツが乗っているのがまずおかしい。
そいつの身柄が確保されている以上、カイジには返済義務はないはずだし、
帝愛サイドの伝達ミスにせよ、カイジが帝愛にその旨を告げれば借金は無くなるハズ。
そしてジャンケン・・・
カイジは船井に全部あいこにしようと持ちかけられるが、「グーチョキパーと順番に・・・」と提案され、
それに乗ってしまい、だまされてしまう。本来、あいこにするならば、グー4枚、チョキ4枚、パー4枚と
出していくほうが間違えにくく、裏切りにくいはずで、それにカイジが気付かないのは不自然。
そして鉄骨渡り・・・
鉄骨を渡りきったカイジに利根川は、「カイジが中止といった時点でこのゲームは無効」と告げ賞金の受け渡しを拒否するが、
プレイヤーに中止を告げてない以上、この主張は無効であるし、アコギだが、それなりの筋を通す帝愛のやり方とはそぐわない。
そしてEカード・・・
これは一見、皇帝側が非常に有利なゲームのように思えるが、5枚目までくると皇帝側の負けは確定する以上、
4枚目は5分・・・いや、5枚目が負けと決まっている以上、4枚目まで皇帝カードを持ち続けるのは難しい。
よってこのゲームは実質、3枚目までの勝負であり、筆者が言うように先攻の時には皇帝カードを出しづらいのであれば、
結局2枚目の後攻の時に皇帝カードを出す確率が非常に高く、そこに奴隷カードを出せるか出せないかのゲームであり、
作者が言うような、奥の深いゲームでもなんでもない。
しかし、これだけ納得のいかない漫画でありながらも、その迫力に押されて読んでしまう。
よって、★3つとします。
STORM BRINGER
4年ぶりに御大水木一郎がJAM Projectに帰ってきた1枚。
心なしか昔のJAM Projectに戻ったような感じがします。
賭博黙示録カイジ(2) (ヤングマガジンコミックス)
1〜5巻が最初の物語。
ギャンブルを題材にした漫画だが、普通のギャンブル漫画では決してない。この漫画は人生そのものを描いている。
既存のギャンブルではないというところが面白い。ルールの曖昧さがいろんな知略を挟む余地を残している。ずる賢い人間にとっては願ったり叶ったり。現実社会も公平というのはあくまで建前で、資本主義の社会ではずる賢い人間が勝ち残っている。ある分野では、このずる賢さが「工夫」とか「努力」とか呼ばれ、もてはやされている。
勝つためには人を出し抜かなければならない。勝つためには仲間を作ることが重要。
仲間の結束力は一人では不可能なことを可能にし、戦略の可能性を広げる。しかし時には自分が助かるために仲間さえ騙すのだ。
本当に生死がかかった時、信頼というやつがいかに虚しい希望か思い知らされる。利害の一致のみが信頼に足る唯一の根拠。感謝や情なんてものは自らの生死が迫った時には最初に切り捨てられる。しかし一時の利益を優先して仲間を裏切れば最低限の信用すら得られなくなる。仲間になってくれるものはいなくなり、カモる側からカモられる側になる。
騙された者は相手を「卑怯」となじり、騙した者は「負け犬の遠吠え」と一蹴する。さっきまで「負け犬の遠吠え」と言っていた者が、立場が違えば「卑怯」と宣う(のたまう)。
騙され続けた者は、疑心暗鬼にかられ、騙すのが困難になる。更に騙すためにはより巧妙なトリックを使い、安心させてから地獄に突き落とさなければならない。
騙し合いの世界では、相手の考えをコントロールした者が勝つ。騙そうと企む者も、その騙そうという意図がバレた時点で騙される側の人間になる。未知の人物こそ一番厄介な相手。
騙し合いの世界では、情報が武器となり、軽率な行動が命取りになる。しかし死を恐れて一歩を踏み出せないものは結局は死ぬ。何度希望が失望に変わっても絶望の淵に追い込まれても一縷の望みにかける勇気が活路を見出す。
ここまでの絶望はあるかというほど主人公を徹底的に絶望の底まで追い込んで...。
この漫画は凄い。
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