アニメとは全く違った内容だけど面白い。ハマったら最後。 でも、アニメの方がとても好きな方にはお勧めできないと思います。
第4巻、11話~14話の収録。 12話「閻魔」でキルヒナーを説得するアギの熱演はすごい! 胸を打たれました。個人的にこの12話、気に入ってるんです。 11話も13話もなかなか興味深い内容です。 物語も次第に明らかにされて行く中、 キャラそれぞれの微妙な心の変化と独特な深さと重みは、 この作品の魅力の一つです。考えさせられる作品です。 14話「軌跡」は、まさにダイジェスト。前半の総集編です。 TV放映当時、年末年始を挟んだ事もあって、後半に向けての概略だったのでしょうが、 この14話、必要なかったのでは!? その分、別の箇所への突っ込みを求めるファンの声、多々有り。
音楽が魅力的で、視聴者に媚びることの無いキャラデザも逆に好感です。 オタクに焦点を絞った今のアニメ業界で、一般に向けて作られている珍しいものでしょう。 話の内容に関しては次が気になるストーリー展開が上手く実に面白いです。 成長していくトーマ、次第に心を開くヘルガの様子も微笑ましいです。 純粋に楽しめる素敵なアニメです。 ただ、見る前に番宣(本DVDに収録されています)や公式HPなどで予備知識を付けておくとより楽しめると思います。
ファンの方には申し訳ないが、やはりこの作品は『世界名作劇場』や一昔前の宮崎駿諸作品のように手放しで誰にでもおススメできるものではないってことは指摘されるべきでしょう。 PRの“大人からコドモまで楽しめるどこか懐かしい冒険物語”というのは大ウソで、トーマ・ヘルガ・ベフォールの子供たちの、どのキャラクターに感情移入するかで観終わった感想がまるで変わります。 ハナシの流れ的に観る側が一番感情移入しやすいのはトーマだと思いますが、ラストで彼を待ち受ける真実はとても重く残酷なもので、純粋な方や繊細な方が彼に感情移入したまま甘い結末を期待してると重度の鬱に入るのは確実なのでまずそこはご注意を。明らかに一番感情移入しやすいキャラにさんざ勿体つけて期待を裏切るような結末にしたことに何かしらの思惑があるとしても、その後のアフターケアが不十分なので観る側をケムに巻いたスタッフの悪趣味ととられても仕方ないです(やるなら真実を受け入れた後立ち直ったトーマの姿をもっと描くべきだった)。 ただヘルガ・ベフォールの子供たち視点で観た場合、とても爽やかな後味で観終わることができます。ヘルガは前世の記憶のため、ベフォールの子供たちは自分達の使命のため、それぞれ“こころの故郷”とでもいうべきものを渇望しながらさまようのですが、最終話で彼らが下した結論はとても力強く心洗われます。 いろんな意味で『新しいものに挑戦した』、スタッフがホントに努力した作品なのは認めます。ただ少し危うい科学的裏付けと『転生』の扱い、視点によっては救いのない結末と、決して“誰にでもオススメできる冒険物語”の冠を与えらる類のものではないので、☆3つにしました。
ひろしにやさしかったあいおばさんが亡くなって、もう6年が経っていた。
ある日、学校でクラスメイトたちが皆既日食を観ようと騒いでいた。 ひろしも観ようと身をのり出すが、まぶしさに目を眩ませ転び気を失ってしまう。 気が付くと、そこは中世ヨーロッパの遺蹟のような見知らぬ場所。 そこでひろしはひとりの少女と出会った。
「夢の中へ」第1回〜第5回
UFO大好き少女、彼女は今日もUFOを待つ。 その夜、突然彼女の家の真上をUFOが通過する。 家を飛び出し、後を追ったその先で目にしたのは、不気味な顔をした宇宙人だった?!
「亜星人2.9」
新学年のクラス替え。少年、堤の新しい教室には他の教室とは違うところが一つあった。 古くなり使われなくなったふさがれた非常口、その名残りである一つのドア。 だけど堤にとって、それはただのドアではなかった・・・。
「その空間・・・」
ひとつひとつが違った世界観、雰囲気を持ったオムニバス形式の物語群。
「星の風」第1話〜第7話
どれもなかむらたかしらしい作品でした。 パルムの樹やファンタジックチルドレンを好きな方や、気になる作品だと思った方にオススメです。 少し高い値段ですが、私はソンした!とは思いませんでした。
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