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砂漠の狐を狩れ (新潮文庫)
第二次世界大戦に関するお奨め小説を挙げるとすれば、今まではアリステア・マクリーンの[女王陛下のユリシーズ号]、そしてD・L・ロビンズの「鼠たちの戦争」の2冊であった。 しかしこれからは本書である「砂漠の狐を狩れ」も必ず挙げるであろう。
題名のとおり、砂漠の狐と呼ばれたロンメル将軍を暗殺しようとする英軍特殊部隊の話であるが、砂漠という極限の環境の中での物語が淡々と描かれている。 主人公及びその親友以外は、殆どが実在の人物であり、また主人公が所属していたT3隊以外は、やはり実在の部隊である。 間違った軍事用語を使った小説、又は間違った翻訳の戦争小説ほど私を白けさせるものは無いが、本書は完璧と言える。 また砂漠の戦いに必要な装備が細かく描かれており、これも軍事物好きの人には堪らないであろう。
砂漠についてのロマンチシズムと、そして騎士道精神を堪能できる、文句なしに五星の評価が出来る秀逸な戦争小説である。
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暗い映画なので、恋愛物が好きな人にはだめかも。
レビューに対する批判・同調など、お待ちしています。 こちらからの返信もします。
ヒットラーと将軍たち ロンメル 国民的ヒーロー 砂漠の狐 [DVD]
エルウィン・ロンメルは非プロイセン出自ながら第一次大戦後の10万人陸軍に
留まる事を許され、第二次大戦の対フランス戦、続く北アフリカ戦役で敵味方
から「名将」と評され、最期はヒトラー暗殺未遂事件に連座され、自殺を強要
された。
その輝かしい戦歴と悲劇的な最期故に、親ナチス・親ヒトラー派の将軍であり
ながら、ドイツでもまた敵であった米英でも高い評価を得ている。
ある意味、自らの死によって政治的な批判を精算したとも言える。
しかし、彼が光輝を放つシーンはつねに体制(ナチス)によってライトアップ
されたものだったのも事実である。対フランス戦で念願の装甲師団長を任され
たのはロンメルがヒトラーに強く懇願した結果であり、ドイツ軍最年少の元帥
になれたのもヒトラーとの個人的関係、ナチスの陸軍懐柔という性格が強い。
そしてロンメルの戦功はゲッベルス率いる宣伝省によって優れた演出が施され
ニュース映像として世に流れることで国民の士気を高めた。
そしてその死ですら、ナチスは国民の士気を高めるイベントに仕立て上げてし
まう。
本作のサブタイトル「国民的ヒーロー」はまさしく事実である。
しかしヒーローは自然的に発生しない。常にヒーローを演出するプロデューサ
ーの存在が影にある。
ロンメルはまさに完璧にプロデュースされたヒーローだった。
不世出の名将も、ヒトラー無くしては存在しなかったのである。
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