非常にゴージャスな映像美を堪能できる作品。 美術、アクションともにリアルかつダークで、作品 の世界観を余すところなく表現している。 一方で、ストーリー的にはプロローグ程度の内容。 48分の中編だ。 主人公小夜の硬質なデザイン(キツい目、厚い唇)、 ホラームービー的な展開、ウェットな情緒を廃した (というか、割と内容の薄い)ストーリー、など、 まさに「アメリカのオタク向け」という印象が強い。 タランティーノが絶賛し、自作に取り入れたのも、 当然、と言ったところか。 「学生服姿の少女が、日本刀を振るう」というイメ ージは、日本の漫画・アニメでは散々やり尽くされ たものだが、海外の人には新鮮に映ったことだろう。 1話完結のTVアニメにこそ、 向いたプロットであると思う。 テレビ化で良い方向に化けた「攻殻機動隊」の例も あり、Production I.G.には、ぜひともテレビ化を 成し遂げて頂きたい。 また、横田基地という舞台、協力者である「組織」 がアメリカ系である事から、日本語でも英語でも 「演技」が出来る工藤夕貴の存在は欠かせない。 小夜役は是非彼女のままで、と強く願う次第だ。
押井守は言うまでもなくアニメ作家だが、困ったことに、ほとんどの小説家より文章が上手い(「すべての小説家」と言わないのは、単に「すべての小説家の文章を読みくらべたわけではない」からだ)。特にこの『獣たちの夜』は、角張った漢語を多用しつつもテンポが絶妙なので読みやすく、文章を読んでいるだけで心地よい。 物語を支える「理屈」を語る部分が多いことをもって本作の欠陥とするむきもあるようだが、そうした要素は本来、特にSF小説という分野では一つの醍醐味とすべきものだろう。逆に言えばそうした要素がなく、ストーリーとアクションだけで構成された小説なら、漫画にした方が面白くなる可能性が高い。アニメ作家であり、漫画原作者でもある押井守がわざわざ小説を書こうというのに、「絵のない漫画」の類(実際、そういう「小説」も多い)を書くはずもないことは自明だろう。 自分の知らないことを知っている人を見ると反感をもつ人も多いので、そういうタイプには不向きだが、そうでない人にはおすすめする。特に「日本語の文章を読むこと」が好きな人ならまず間違いなく、幸福な時間を過ごせる1冊だ。
率直に言うと全部「アレンジ」仕様となっています。微妙に。 自分は原曲を想定して購入したので 変な形で裏切られてしましまいました(^^; 「悪戯」このCDだと「Love me,came close to me」になっていますが、 僕の場合この曲が目当てでした。 (わかる人にしかわかりませんが瑠璃亜編の時に流れる音楽ですね) これがオルゴールになってたからさぁビックリ。 えぇ少しカチンッときてしまいましたね 余計な事すんなぁ~って(笑 ジャンルが「サントラ」となっているのだったら サントラはサントラらしくサントラしてろってな感じです。 アレンジなんて不要ですって。 話が脱線したので元に戻します(すいません ここまで文句をたれておいてあれなんですが アレンジといっても原曲をぶち壊しにするようなものではなく、 あくまでBLOODの世界観を膨らませたものであって 決して嫌な感じはしないです。(原曲の方が良かったんだけどね ということでゲームソフトのおまけで満足できない方には購入して損はないかと思いますよ。
CDジャケット見て思ったこと、かっこいい… 店内に置いてあったらすごい注目しそうな!! 通常盤はなんと500円と安い!! カップリングには新たに《冬のエトランジェ》って曲が追加されるみたいですよ!!確か…笑
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