購入後そろそろ2年、トラブルなど全く無く正確な時を刻んでくれてますが 説明書によると電池寿命が約2年ということですので切れる前に自分で電池交換をしました。 電池はCR-1620、取り外した電池電圧は問題なかったので寿命はまだまだ先と思われます。 +ネジ4本を緩めると裏蓋が取れます。 シールが貼ってある電池の上の金具を押すと止め具が外れます。 あとは元に戻すだけ。自分で交換するときは自己責任でどうぞ。
題名の「サマータイム」は有名なジャズ・ナンバーだそうです。ぼくもメロディを聴いたら思い出すのかな。逆に知らないことによって、ぼくの中で「サマータイム」がもっともっと魅力を増すのかも知れない。本作は、ジャズピアニストを母に持つ、交通事故で父親と左腕を喪失した少年とある姉弟がボーイ・ミーツ・ガール&ボーイ・ミーツ・ボーイする表題作と彼ら個人にスポットを当てられた3篇が織り成す連作短篇集です。児童文学なんですが、三十路のとっつあん(ぼくのこと)でも充分読ませます。もう喪われた少年時代を抱えているだけに、彼らの少年少女ならではの繊細な気持ちが表情が、よりゴツンと心を打つのかも知れません。なんとなく夏の終わりにお気に入りの静かな喫茶店で読了することができて本当に良かった、と思う。
ポール・デスモンドの違った一面を垣間見るような作品だと思う。 #1、#3、#5、#8は軽快に演奏されている。
スローバラード「卑怯者の勲章(別名EMILY)」EMILYと言ったほうが馴染みがある。 とても美しい。「枯葉」もスローテンポで演奏されておりボサノヴァ・リズムに 乗ってデスモンドのアルトが美しく冴えている。#9は唯一デスモンドの曲。 〆の#10はタイトル曲「サマータイム」変拍子、モード手法的なフレーズで聴かせる デスモンドのプレイはさすが!というより他にないと思う。
個人的にここでの白眉は#2の「過去を求めて」でしょう・・CTIらしくドン・セベスキー が書いた曲。チェット・ベイカーとの共演「YOU CAN’T GO HOME AGAIN」(これもセベスキーの アレンジ)を彷彿とさせる哀切極まりない悲しいほどに美しい曲である。 この曲を聴きたいが為にターン・テーブルに載せることもしばしば・・・ また#4、#5、#7、#9、#10でハービー・ハンコックの美しいピアノが聴けるのも 嬉しい。愛聴盤であり貴重な一枚である・・・♪
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