なぜ人は砂漠で溺死するのか? (メディアファクトリー新書)
現役ばりばりの法医学者が書いた本書を読むと、法医学者が刑事ドラマで重要な役回りを占めるドラマ(著者も多く監修しているそうだが)が多いのもうなずける。第一章の最後にある「死因究明クイズ」を見ると、死因って意外なところから出てくるんだなと思う。無粋な正解発表はしないが、「一問出来れば法医学者の素質あり」というよいしょに乗っかって、簡単な一問目に「こんなもんか」と思っていたら、三問目の衝撃の正答に唖然。検死不足が問題になっているが、ほんとに法医学者が見ないと分からない死があるし、「人は嘘をつくが、死体は嘘をつかない」という格言が重く響く。
風呂で溺死する人が年に一万人いるというのもちょっと驚き。脳出血の既往歴がある人はもちろんだが、飲酒、食事の直後に入浴して、くらくらっと失神し、そのまま頭まで沈んじゃう人が相当いる。アルコールと熱湯で全身の血管がマックスまで広がると、脳へ血が回らなくなって気が遠くなるとか。睡眠薬を飲んで風呂に入る、これも何考えてるんだと思うがいるらしい。風呂で寝るのは気持ちいいが、本書を読むとぞっとする。交通事故より死んでいるのだから。
自殺や性行為にまつわる死など、特異な死もかなり解説されていて、「人間、何で死ぬかわからない」と人の死に様の多さを思わずにいられない。
熱中ガード ぬるアイスノン
節電対策に一夏使ってみた感想を書きます。
くれぐれも大きな期待をしてはいけません。直射日光下、熱くなった部位を一挙にクールダウン、速攻目出度し目出度し、と言う訳には成らないです。其れは塗った直後は涼しいと言うかヒリヒリすると言うか、冷え冷え感みたいなものを確かに感じますが、灼け付く太陽の下では其れも(期待する程)長くは持続しません。良い所、20分も行かないぐらいです。
なので、私なりの使い方を記しておきます。
参考になるか分かりませんが。
合わせ技で行こう!作戦。
帰宅直後や風呂上がりに熱くなっている部位や首回り、脇の下(皮膚の弱い方は不可)等に塗りまくり、クーラーや扇風機の風に当たります。此はかなり効きます。ヒリヒリ感が伴うので自己責任でお願いしますが、私は悶絶しました^^;又、私は入眠時、足の裏が熱くなるので、塗った足を扇風機に向けて眠ると此がなかなか良い感じです。昼程に気温が高くないせいも有ってか清涼感は一時間以上持続しました(其れ以降は眠って仕舞う為、不明)。
此一本有れば何時でも何処でも冷え冷え〜っ、と言う訳にはいきませんが使用環境に依っては、期待度を高くしなければ購入する価値は在ります。因みに私は来夏もリピート買いするつもりです。買って足の裏にベトベト塗って熟睡しますzzz...。
メントールが気化する+αなだけなので大きな期待はしちゃいけない事。ヒリヒリ感が有るので皮膚が弱い方は注意が必要な(と個人的に思う)事。スプレー式ではないのでポンプ式ヘッドをプッシュするとプシュ、ジョンジョロリ〜ン^^;とジェル状の液体が出て来て、ちょっとゲンナリする事&塗るのに(と言うか部位へ伸ばすのに)必ず手がミントの香りになる^^;事。塗った部位は直ぐ乾きサラサラするが、薫りは(好き嫌いが有るので)気にする人は気になるだろうなぁと思う事が減点の対象です。
TANITA アナログ式 簡易熱中症指数計 小型 TT545-WH
電力不足・暑さとの戦いに備え準備しました。温度と湿度のバランスで熱中症の危険度をわかりやすく教えてくれます。ちなみに箱から取り出した瞬間に、冷房をかけていない我が家は警戒ゾーンに入っていました(笑)。
名作TANITA 温湿度計 ブルー TT-510-BLもそうですが、とにかく倒れやすいのが気になります。卓置きにする場合の付属の足場は乗っけるだけなので、ちょんとつついただけで簡単に倒壊します。この辺はなんとかしてもらえないでしょうか?