ロングバケーション (角川文庫)
懐かしい。もう10数年前の話なんですね。
最近、恋愛小説に目覚めて読んでいたのですが、ふとロングバケーションを思い出しました。
当時、ドラマは毎回見ていたと思うのですが、木村さんと山口さんが出演されていたこと以外に全く記憶がなく、どんな話だっけ?と思って購入しました。
読みながら、あーそういえばそうだったと思う場面もあるのですが、ほとんど忘れて思い出せないことばかりだったので、新鮮な気持ちで読めました。
「小説」と思うと、やや文章が読み難いですね。
でも面白かったです。
何冊も恋愛小説を読みましたが、自分の思うような作品には出会えなかったので、やっと満足した感じです。
そうか、一か八かの賭けで手を出すより、好きだったドラマの原作を読めばいいんだ!と思いました(笑)
余談ですが、木村さんと山口さん以外のキャストは全く覚えていなかったので検索してみたところ、豪華すぎて驚きました(笑)
どこかで聴いたクラシック ピアノ・ベスト101
「どこかで聴いた」シリーズのピアノ版であるが、
曲をひとつずつ見てみると、確かに有名な曲が、
たくさん「これでもか」っていう感じで並び、
そして、どれも演奏自体が悪いものではないのに、
「6枚入ってこの価格」って、ほんとに今の世の中は、
いい時代になったと思う。
この手のシリーズは、たくさんのCDが発売されているが、
このCDは、個人的にも好きだし、お勧めできるCDであると思う。
もちろん「よく知っている曲がある」っていうのは、
たくさんの頻度において、
耳に入ってきた機会があるというのもあるが、
たとえば、聴くだけではなく、
ピアノの発表会の選曲の題材としてとか、
ピアノを現在習っている人たちが、
レッスンの曲の選択の題材や、あるいは自分の弾き方との比較、
そして、商売をやっている人たちが、自分のスペースでのBGMなどで、
使用する頻度も高いことも挙げられると思う。
そういう点では、演奏方法やピアニスト、
また、それぞれの好みにおいて、
こだわらない認識で手に入れるのであれば、
最適なCDだと思う。
そして、クラッシックのピアノ曲を聴いてみたいけど、
何を聴いてみればわからないとか、
あるいは、よくクラッシックを知っている人でも、
これだけまとまった形のものを、改めた形で、
また、ピアニストの好みが違っても、新たな気持ちで聴くには、
ちょっといいなぁ〜って感じだと思った。
実は、私は好きなピアニストがあまりいなかったが、
この価格でこのボリュームなので、
別に改まって聴かなくてもいいかって感じで、
酒飲みながらとか、そんな感じで聴いている。
大切に聴く1枚っていうよりは、フラっと聴くには、
とてもちょうどいい感じだと思う。
A LONG VACATION
ナイアガラフリークやはっぴいえんど時代のからの熱狂的な支持層のカリスマだった
大滝氏が自身のPOPSを広く世に問うこととなった一世一代の大名盤。
同じ世代の人には説明不要の1枚。
続くEACH TIMEも素晴らしいが、やはりこの"心の中をBREEZEが駆け抜ける"
(昔のLPの帯にあった言葉)名曲群には及ばないように思う。
特に「雨のウェンズデイ」以降の旧LP B面は涙モノ。どれ程聴いたことか。
ナイアガラトライアングル Vol.2やEACH TIMEと併せて聴けば、この当時の
大滝氏の充実振りと時代の勢いを感じれるはず。
日本のPOPSの先駆者が時運を得て産み落とした紛れもないマスターピース。