僕がサダメ 君には翼を 初回版
疾走活劇と言うだけありストーリーの展開が速い。だが、逆に言えば面白みが少なすぎるというのもありで展開が速く内容が薄い。クリアした時にはあんまり充実した内容ではなかったという印象が強かった。主人公の正義も状況に応じて容易く変わっていき良い感じではない。
絵は雑、立ち絵も少ない、もう少し絵に力を入れても良かったのでは?
音楽は良質OPで流れる真実のツバサ』は中々に聞き応えはあった。
君の青 [VHS]
徳永英明のプロモは、本人の顔のアップ、歌っている姿をメインにしたものが多く、気恥ずかしく見るに耐えない場合もある。せっかく歌の世界がいいのに、映像化した時にそれではあんまりではないか!といつも思っている。徳永さんの容姿のファンであればそれでも良いのかもしれないが…。
この中の「風のエオリア」はその典型であるのであまり見る気はしないけれど、「君の青」は中々よい。月の移りゆく様子や風景がメインになっていて、少なくともこの素敵な歌の世界を壊すような出来ではない。なるべくこういう方向で作れないものだろうか…と徳永さんのプロモを見る度に今も変わらず思う。
「夢を信じて」は徳永さんのルックスのファンの方にはオススメできます。若くて、まだ少し幼さの残った感じはこの時特有の物でしょう。かなり細い時期ではないでしょうか。
僕は君たちに武器を配りたい
内容はたくさんの人が載せているので、感想。コンサルタントのMBA理論やマーケティング戦略をそのまま人に当てはめたものなので、とりわけ物珍しいものではないと思います。理論としては正しいのですが、それを実行するのが難しいから問題なのです。簡単にできれば、たくさんの企業が息づまることがないのと状況は同じです・・。
私は、同じことを言うのに違う例えを使いたいです。植物でも動物でも、奇形や突然変異が生まれる理由。奇形や突然変異は、平和時にはアウトローです。異常分子です。でも、全体が完全系の中で、その数パーセントの異常分子を生み出すことで、生き物は通常と違う気象変動や異常気象に耐えられる種を作り出し、種の保存のリスク・ヘッジをしているわけです。
人類も同じです。環境的にはこれからは、「異常変動」の時代です。その時代に耐えられる人は、平和時に望まれる「DNA完全復元系」のタイプの労働者ではなく、いわゆる平和時には「奇形」とされるタイプの労働者のなかから生まれてくるということです。
あなたが、まっとうな労働者ならば、むしろその奇形タイプを目指して生きるように、と言っているのと同じことです。
奇形タイプ・・というのは、個性的で唯一無二です。
オリジナル、を目指して生きようとするなかに、最初のヒントがつまっているよ、ということだと思います。
しかし、実際には、会社は組織の伝統的DNAを守ろうとします。異種が混入してくると、組織が維持できなくなるおそれに駆られて、そういう未知の人材は口先でいうほど、本当には採用しません。ですから、組織がほしがるのは、「仮性の奇形労働者」です。
「仮性の奇形労働者」というのは、常識的なことがやれたうえで、ほんの少しだけ変わっているというくらいのレベルの人材です。
だから、みんながやれることをやってもしょうがない、というのではなく、みんなが当たり前にやれることは一応やれたうえでの変人がいいってことです。
君の名残は静かに揺れて ビジュアルファンブック (書籍) [アダルト]
Flyable heartパーフェクトビジュアルブックと比べてしまうと、ちょっと内容が薄い部分があります。
確かにキャラ設定、物語等は詳細には書かれていますが、声優さんのインタビューが涼森さんだけ。
他の方のインタビューが無いのが残念でした。
スタッフのインタビューもペロさんだけっていうのも。
ゲームの内容が非常に好きなだけに、もう少し掘り下げた経緯なんかを詳細に綴ってほしかったです。
でも茉百合様ファンなら買って損は無いと思いますよ。
猫物語 (白) (講談社BOX)
羽川翼の物語がいよいよ完結します。
今回は初めて阿良々木暦ではなく、羽川翼視点で物語が進みます。
相変わらずの言葉遊びのレベルの高さで爆笑シーンも多々ありますが、今回はとにかく泣けました。
多くは語れませんが、羽川翼が「羽川翼」になる物語を是非、多くの方に読んで頂きたいです。
次の物語の複線ポイものがかなり張ってありますので、次回作の「まよいキョンシー」が非常に楽しみです♪
最後に、この物語を読むと戦場ヶ原ひたぎのことが以前よりももっと大好きになれます!