Sound.Earth.Nature.Spirit.vol.Sound(初回生産限定盤)
購入してから、ずっと車の中で聴いています。
1曲だけほんの少し奇妙な感じの曲がありましたが、それ以外はすべてとても美しい曲ばかりです。
その中でも、特に心に響いてくる旋律の曲が何曲かありました。
このアルバムは、聴いているととても気持ちが落ち着きます。
リラックスタイムに聴くといいと思います。
とても透明感のあるアルバムです。
Denim (通常盤)
大いなるトラディショナルといつか聴いた懐かしさ。竹内まりや、待望の6年振りのアルバムは、相も変わらぬ良質でポップ&スウィートなメロディラインに彩られた逸品だ。極めつけのスタンダードである1曲目の「君住む街角」から、思わずハミングしたくなるような幸福感に溢れている。以下、軽やかでメロウなポップスとしっとりしたバラードと言う魅惑の2本立て路線は、昔からのファンに何より安心感と郷愁を抱かせる。アルバムの最後に収録されている「人生の扉」を聴きつつ、上京した当時、銀座三越の化粧品売り場でタイアップ・ソングとして繰り返し流れていた「不思議なピーチパイ」の、その日本離れした垢抜けた感覚に羨望して以来30年近く、彼女が今も変わらぬ魅力を発している事、いっときではあったが、同じ大学のキャンパスで過ごした者として、素敵だと思う。
魂の演技レッスン22 〜輝く俳優になりなさい!
学ぶことがとても多い本だと思います。何度も読みたくなる素晴らしいこともたくさん書かれています。
ただ注意すべき点があって、それは著者の教える「技術」と、著者の考える「見解」をしっかり区別することです。
技術をしっかり取り入れて実践する、という使い方が良いと思います。
著者の価値観や役者としての心構えは、あくまで著者の考える見解で、これは技術とは違います。
これから役者を目指す人がそのまま人生の指針にするような使い方をする本ではありません。
それはこの本の役目ではないと思います。
喜びや興奮、モチベーションの大切さがあらゆる分野で理解され、実践されている
現代において、著者の言葉選びと態度はそれとはあまりにもかけ離れています。
いけない、だめだ、ゆるさない、しなければならない……
なにかを伸ばすためには、今では毒になる言葉が多いです。
もちろん時代が違うからということはありますが。
正直、心構えや精神論についての前半部分のいくつかは、人にもよるでしょうが、そのまま鵜呑みにしていいようなものではないです。
他分野についての偏見と誤解もあります。
ただ、具体的な技術に話が進むととても良い本になります。
毒が強いですが、素晴らしい宝石はたくさんちりばめられていますので、読むべき本だと思います。
そして著者が文中で最初に生徒に宣言させるように、著者に依存せず、独立しなさい、ということなんでしょうね。
役者魂! DVD-BOX
早くに両親を失い、一人で生きてきた烏山瞳美。芸能プロダクションに就職した彼女はある日、偏屈なシェイクスピア俳優、本能寺海造のマネージャーになり、本能寺の私生活に関わることで、彼やその子供たちと本当の家族のようになっていく、という話です。
家族の大切さを伝えたいんだと思うのですが、個人的には、登場人物のほとんどが自分勝手に見えるし(よく言えば自分の生き方とか信念を大事にしてるってことかもしれないけど)、我儘過ぎる気がして、あまり共感できません。ときどき妙にストレスがたまります。
ただ出演者もベテランが多いし、テンポも良いと思うし、笑えるシーンや感動できるシーンもあるので、つまらなくはないんですけど、でも特別面白くも無いというか…。今クールでのフジの他のドラマ(のだめカンタービレ、僕の歩く道、Dr.コトー診療所2006)がレベル高めなせいもあって、なおさら物足りない感じです。始まる前は結構期待してたんですけど…。