金魂巻―現代人気職業三十一の金持ビンボー人の表層と力と構造
それほどー偉そうなこととか言えないコムスメだけどー何か本人がいくらがんばったところでー
生まれた家がお金持ちじゃなかったらーそのあとの人生もたかだか知れてまーすってミモフタモナイことを
30年くらい昔にロコツに言っちゃった本でーす。ある意味で岡田さんの「洗脳社会」よりも未来予測大的中
てゆうかー本当に日本の社会とかー人間社会とかーカワラなさすぎー。
京大とかー有名大学の入試カンニング事件で騒いでるけどーイイダイガク出てもこんなもんだよー
って感じで脱力するー。マルキンのひとたちは慶応が多くてー早稲田や横浜国大でマルビのひとたちも
出てきてるしーあとーそれいがいだとー東大卒の弁護士さんとかー一橋卒の銀行マンがマルキン。
東京外語卒の売れっ子シナリオライターはもう、小説家の大先生みたいでー幸運と才能がすべてでーす。
2011年版がでるとしたらーIT長者が加わるけれど戦後のドサクサと同じでー大混乱の時代は下克上のチャンスも
あったってことなのねー。やっぱりー生まれた時代と場所と家がその人の人生に影響が大きいんだわ
あたりまえーだけど
寛容力 ~怒らないから選手は伸びる~
ペナントレース、リーグ優勝という結果を振り返って、
その航跡が素直な口調で述べられた本だと思います。
何かを教条的に訓え説くという立場ではなく、
やってきたことを、あれはあーだったかなぁ、
こう考えてみて、こうやったんですよ みたいな内容です。
ですから、タイトル「寛容力〜怒らないから選手は伸びる〜」
はちょっと語りすぎかな、と感じます。
ただし、選手の成長、若いものの気持ちを知ろうとする指揮官の姿勢、
行動にはとても共感を覚えます。
来季、強いチームを作る取り組みと、その結果。
その成果発表が期待されます。
ちょいモテvs.ちょいキモ
「今世紀最高の危険な本」である。
世界最大の広告代理店の実態から、テレビ局員の乱れっぷり、ITヴェンチャーと税理士の癒着といった、現代「勝ち組」である上流社会の「闇」「暗部」を丁寧に描き込んでいる。
会社紹介図鑑、業界四季報的なショボい書籍では全く分からない日本社会の現実がここにある。
巻末にある、フェルディナント・ヤマグチ氏と渡辺和博氏の対談も凄い。一般的な「下流社会」の問題を、俯瞰ではなく地ベタの例を出してエグっている。
この本を手にとって、読めた人は幸福である。