オトコのいる部屋 4 (エメラルドコミックス)
これほどタイミングの悪い女はそういないのではないか?
男三人に告白られたというのだから、もてる方なのにとにかく
タイミングが悪く、すべて駄目になってしまう。
その運の悪さを見かねたのか、心中した夫婦の幽霊にまで同情
される始末。
考えてみるとそのチャンスを失う根本的なところはやはりベニ
コンゴウインコ(正しい名前はこうなのだそうな)の音子のせ
いなのだけども。
「どこか人のいない山奥で」酒を飲もうなんて考えるな。
オトコのいる部屋 5 (エメラルドコミックス)
ただ結婚したいし、で結婚してもつかめません。
結婚だけじゃない。
自分が本当に欲しいのは?何をしたいの?今手に入れようとしているものは、自分にとって本当に必要なの?
ただ惰性で生きていたアキが音子と出会ったことで、(結果的に)主体的に生きていきます。
誰かの言いなりではなく、自分の意見を言いながら。
そしてアキは....。
ラストは読んでのお楽しみ。
あ、そんなこと考えずに読んでて楽しいですよ。
笑えます。