アコースティック・ライブ~ネイキッド・ソングス [VHS]
リッキーリージョーンズの歩んできた人生を知るにはうってつけの映像です。彼女の代表曲がかかれた背景もこの映像で伝わってきます。単なるライブ映像ではないのです。もはや映画ですね、リッキーリージョーンズという映画です。彼女が自分の人生を振り返り語って行く中にライブ映像が入ってきます。映像の美しさも素晴らしいです。彼女のパフォーマンスも素晴らしいです。時に優しく時に痛く彼女の演奏が身体に入ってきます。全てのライナーノーツを読みあさるより確実に「リッキーリージョーンズというアーティスト」が理解できる作品だと思います。深く彼女に傾倒しているファンには絶対オススメですヨ。
Pop Pop
もともとジャズっぽいテイストのあるアルバムを出してきたアーティストであるけれど、このアルバムでは、ジャズやスタンダードナンバーを彼女独特の歌唱によって、見事に表現しています。イントロのギターの音が始まると同時に独特の空気が辺りを包みます。聞くともなく、部屋に流しておくと心地いいアルバムです。アルバムが1つの曲で構成されているのではと思えるほど、全体の統一感は完璧です。何年経っても飽きることのない、そして、色褪せない珠玉の1枚です。
ライヴ・アット・モントルー 1984 & 1981 [DVD]
マーカス・ミラーが不在なのでパワー半減かと思ったが、84年のサンボーンはどこをどう切っても無敵だったのだ。ところでこの84年というのはマイルスも出てるし、カシオペアも歴史に残る名演奏をしてるし、モントルーの記録保管所に対し、なお一層の蔵出しを望みたい。
「ハイダウェイ」がスタートした時点から何も問題はない、極上のショウの始まりだ。トム・バーニーは誰もが忘れてしまった名手のひとりで、ハイラムと強力タッグでとばしまくっている。このバンドがもっと長続きしてもよかったのに。この映像を今になって拝めるのははたしていいことなのか悪いことなのか。ワン・ホーンものの可能性を示していると同時にサンボーンはやっぱり千両役者だと痛感する次第である。
81年のオマケは、サンボーンが単なる不審者である。浮かれていたのか。これはなくても良かったかなぁ・・。
Duchess of Coolsville: An Anthology (Dig) (Mcup)
デビュー盤でグラミーの最優秀新人アーティストを受賞し、けだるくもあり、かわいくもある声をした女性シンガー/ソングライターの三枚組コンピレーション。
代表曲も、レア・トラックも揃ったうえに、再発盤の質には定評のあるレーベルのライノからデジタル・リマスターでリリースされました。
その後、オリジナル・アルバム浪漫、パイレーツなどがリマスター再発されましたが、でも、このベスト盤の価値が完全に下がったわけではないでしょう。
歌詞はついていません。