エビータ (新潮文庫)
非常に冷静かつ突き放した見解で、エバ・ペロンの人生が描かれていると、
まず思いました。エバ・ペロンは実在したアルゼンチンのファースト・レディの名前です。今から五十年ほどまえに癌で亡くなりました。田舎の貧しい家庭で私生児として産まれた女の子が、現実の厳しさを物ともせず“女優”として成り上がり最後には大統領夫人の座を勝ち取ります。 アンドリュー・ロイド・ウェバーが音楽を担当したミュージカル映画「エビータ」でマドンナが主演を熱演したのは記憶に新しいですが、あの中の女主人公について記された評伝です。
“エビータ”の伝記物は、甘くなることもありますがバーンズ氏は極めて冷静で感情に左右されることがありません。淡々と事実を書き記し、薄い本でありながら、か!なりの情報量を眠らせたお徳な1冊です。
携帯にも便利ですし、白黒ですがエバ・ペロンの生前の写真や生母、旅行中の写真も収まっています。お買い上げになっても決して損はしない1冊だと思います。訳文も大変いいと思いました、いささか硬い文章なのかもしれませんが評伝ですから普通なのではないかと思います。
ご本を読まれながら、ミュージカルのサンドラをかけて御覧になってはいかがでしょう? 読み終えた後、きっとアルゼンチンを身近に感じられるはずです。一人でも多くの方に、是非とも読んでいただきたいです。
エビータ【字幕版】 [VHS]
とにかくマドンナの歌唱力の勝利、というところでしょうか。15歳の設定のエヴァをマドンナが演じているのには苦笑しましたが。マドンナは台詞を喋ってしまうと、演技力がないのがばれてしまいますが、ほとんど歌だけでストーリーが進んでいくので気になりませんでした。雰囲気も当時の空気が出るように、古い映画のフィルムのように見えるような効果を使っていたり、なかなか見せてくれたと思います。ミュージカルとしてだけでなく、映画としても文句なしに面白かったです。(そもそも、エヴァの生き方そのものがドラマチックなので面白くならない方が嘘なんですが)
意外だったのはバンデラスの歌が上手いこと!オープニングからぐいぐい引っ張っていくところは流石!という感じです。力強い歌声と視線に釘付けでした。個人的には皮肉たっぷりに歌い上げるOh What A Circusがお気に入りです。
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バイクで旅行を考えている方には、本書はおおいに役立つことだろう。
私自身バイクでの旅行は本書をもとに行い、大変充実したものとなった。
実際訪れてみると、写真に負けておらず、写真以上の感動がある場所ばかりであった。
難点を言うと旅行に持って行くには重いので家に置いていくことになる。
旅行から帰ってきて、本書を開いて確認するとまわってない箇所があったりする(足摺岬)
長い休みが取れれば、北海道、長野、静岡、紀伊半島、富士山、蔵王、長崎、鹿児島 沖縄
あたりをぜひ、訪れてみたい。