GLORIA SIRENA
2ndアルバムから2年ぶりに、ようやく3rdアルバムが発売されました。
3人メンバーとして再構築された彼らの新しいハーモニーの素晴らしさを改めて実感。
アルバムのタイトルでもある「GLORIA SIRENA」は第1章から第5章まで全12分の大曲ですが、長さを感じさせません。美しい音楽とともに壮大なドラマ・情景が目の前に広がり、「ESCOLTA声」に引き込まれます。
ぜひ、多くの方に聴いていただきたいと思います。
The Selection From 10th Anniversary Show Jewel
久々のミュージカル・スターになる可能性がある人物がモノローグの形で自らのクロニクルを語る、といった日本では珍しい形のコンサートアルバム。
その意味で、他のレビュアーの方々とは異なる評価になります。
収録されている作品はこれまで何度も再演されてきた“名作”が殆どですが、中には“THE WOMAN IN WHITE”や“Rudolf”といった新しい作品からのナンバーも採り上げられています。
アルパムを聴いて感じたことは“この人物は単なるミュージカルスターではなく、表現者としての『アクター』になりうる大きな可能性を秘めている”ことです。
例えば“I would give my life for you”では極限状態の中で唯一選びうる可能性としての『無償の愛』を実際のステージを彷彿とさせるかのように歌いあげるなど中々、出来るモノではなく、そこには“着せ替え人形”的な役者の素振りなど微塵もありません。“表現者としての自らが、作品を通じて何を観客に伝えたいか”を自ら意識して舞台に立っている姿勢が伝わってくる1枚です。
宝塚出身のタレントが“宝塚カラー”に固執して伸び悩み舞台を去ってゆき、残った何人かが舞台で花を付けるのとは異なり、最初から全てが兼ね備わっている可能性を感じさせます。今後はチョイ悪的な大人の女性(例えばCHICAGOのロクシー)などを観たいと思います。その意味で少し辛口の評価として☆1つを引きます。
日本昔ばなし~フェアリー・ストーリーズ~第1巻
日本の昔話をホリプロのタレントさんが一話ずつ朗読しています。
知っているお話、初耳のお話など、個性豊かなタレントさんたちの朗読がお話に命を与え、思わず声を出して笑ってしまう場面もあります。
とくに藤原竜也さんの「宝くらべ」は、さすが演技派な彼のことだけあって、何とおりもの声色を使った素晴らしい作品になっていると思います。
その他、笹本玲奈さん・和田アキ子さんなど、全11話を楽しめてこのお値段は“買ってソンなし!”と言えるのではないでしょうか・・・。
ハゲレット ~Hagelet~ [DVD]
最初は近藤さん目当てで観始めたのですが、だんだんガートルードの久世さんにハマっていきまして・・・
なんて自由なママなんだろう!
と、どんどん惹かれていってしまいには大好きになりました。
シェイクスピア作品は初めてだけど、言葉とかわかりやすくてよかったです。
シェイクスピア初心者にもオススメの作品だと思います。
大爆笑はないけど、ちょいちょい笑えるとこがあって私好みの作品です。
てか、久世さんがおもしろくていいのーーー!
ベンガルとの絡みも楽しい!