関西テレビ・フジテレビ系ドラマ オリジナルサウンドトラック「がんばっていきまっしょい」
ドラマが放送されてだいぶ経ちましたが、音楽を聴くとその場面が思い出されます。私も高校時代ボートをしていましたが、その頃の自分たちと重なって胸がジーンとしてきます。買ってよかったです。
がんばっていきまっしょい
いわゆる部活ものの、青春小説。以前に映画化され、連ドラも放映された。ドラマを見て面白そうと思い、読んでみた。まず、海の風景の書き方がうまく、美しい景色が目に浮かぶ。しかし、せっかく若鮎のような女子高生が多く登場するのに、キャラがよく分からない。主人公の悦子はいいが、他の部員は全然個性が見えなかった。おそらく登場人物同士の会話が少ないからじゃないかな?そんなに長い小説じゃないにも関わらず、ボート部だけではなく、主人公の高校生活の三年間をきっちり書いているので、一つ一つの場面がさらっと過ぎてしまう。その分、主人公以外のキャラの掘り下げが浅いような気がする。それが残念。しかし、主人公の三年間の彼女なりのがんばりが心に響いた。今後の悦子が気になるし、ぜひとも成功してほしいと思う。
キラキラ
いつまででもどこにいてもどんな事があっても、好きな人の事を思って待ち続けるという、とても切ない世界がしっかりと描かれているのに、どこか明るくて心地よくて、心をすっきりさせてくれる曲です。
イントロから最後までaikoさんらしさが出ている本当に素敵な作品だと思います。
2曲目の「ある日のひまわり」は思いをよせる人と自分を比べ、相手の輝いてる姿につらい事もあるけれども本当に思っていた、という切ない気持ちが描かれてます。
1,2曲目ともにこの感じはaikoさんのしか描けないものだと思います。
3曲目の「より道」は久しぶりのピアノソロの曲で、しっとりと相手を思うことの切なさが伝わってきます。
3曲とも本当に素敵な曲だと思います、1枚のCDとしてじっくりと聴いてみたください。
がんばっていきまっしょい [DVD]
田中麗奈のデビュー作、淡々とした情景と淡々とした演技。いまでも進学校、愛媛県の松山市の高校の現地の伊予弁の方言を忠実に使っているところが、臨場感があって、生き生きする。前向きにボートで、琵琶湖大会を目指す素直さに引きこまれる。テレビドラマの大げさな飾った演技でなく、この映画の素の演技の方が作品内容に合う。映像もとにかく美しく無垢な部活動への情熱が、愛くるしく、心をうたれました。