あの頃映画 「南へ走れ、海の道を!」 [DVD]
ラストの銃撃戦はまるでタクシードライバーやローリングサンダーを彷彿させるかっこよさ。眉毛をそって特別出演のショーケンも最高。対ヤクザバイオレンスものでは最高傑作でしょう。惜しむらくは岩城氏の髭はいらなかったかもです。
南へ走れ・海の道を! [VHS]
『南へ走れ、海の道を!』・・・岩城滉一主演の作品。(1986年公開)
南の海と太陽の輝く“沖縄”が舞台。
やくざとの喧嘩に巻き込まれ殺されてしまった弟(柳葉敏郎)の敵を討つ為、行方不明だった兄(岩城)が、
弟の恋人(安田成美)と共にやくざ組織に乗り込み、復讐戦を挑む姿を描いたアクション映画。
この映画は“カッコイイ岩城滉一”のハードボイルド・アクション作品である。
共演の“ナウシカ・ガール”だった“安田成美”は当時二十歳前後。一寸背伸びをした大人の演技を披露している。
組織の幹部役を“萩原健一”が演じ(友情出演としての短いシーンであったものの)寡黙な雰囲気でインパクトのある独特な演技を披露。
組織の親分役にはベテランの“室田日出男”が隙の無い演技を披露。この役とは裏腹に何処か優しい眼差しを感じてしまう。
(逆に、この作品に於いては、それが必要となるテーマなのであろう・・・。)
映画の冒頭部で殺された弟役の“ぎばちゃん”こと“柳葉敏郎”も好演。それ故に、この弟役は可哀想だった。
また、殺された弟の友人役で“米山善吉”の好演も光っている。この方はこの役で人間臭い人物像を見事に表現している。
本来、もっと脚光を浴びても良い役者さんだと思うのだ。
最近の20代の役者で、何故出てきたのか訳の判らない輩がいる。ましてや主演ばかりの待遇ときている。
あえて誰とは書かないが、そんな奴は、この米山氏の演技を少しでもお手本にした方が良いとさえ思うのである。
それすらも出来ないような演技力であるのならば、既に不要悪とさえ思える。
これからの日本映画界に求められる役者とは、この映画に出演された方達の様な“本当に演技力のある”素晴しい俳優なのである。
ところで、当映画は“カッコイイ岩城滉一”の主演映画作品であるのだが、
残酷なシーンも結構あるので、現在では「R15指定」になるのだろうと思う。
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≪あらすじ≫(*映連より)
本土へ憧れる若者たちと逆行するように哲と礼子は沖縄の那覇に流れてきた。
哲はボクシング・ミドル級新人王に輝き、二人はささやかな幸福に浸っていた。地元の若者、輝、敏、安たちは哲を兄のように慕っていた。
そんなある日、輝たちが酔った勢いで、やくざの琉球連合会ともめごとを起こし、事務所に連れ込まれてしまった。
知らせを聞いた哲は、事務所に駆けつけるが、逆になぶり殺しにされた。哲の兄・富島亮が南から米軍嘉手納基地に帰って来た。
彼は友人のマックスから弟・哲の死亡記事を見せられた。哲は小さい時からついてない奴だったが、墓だけは作ってやりたいと亮は思った。
マックスはそんな亮に、隠していたブローニングを渡した。亮は行動を開始し、今はバーで働いている礼子に会った。
礼子のせまいアパートの部屋には、哲の骨壷がひっそりと置いてあった。
次に亮は、あの事件の生き残りで、今は琉球連合会のチンピラにおさまっている輝をたたきのめし、事件の真相を聞き出した。
国道を走るリンカーンをナナハンの男が銃撃した。男は亮。リンカーンに乗っているのは琉球連合会の会長・桐生とその部下だ。
しかし、桐生は防弾チョッキを着用しているため死を免れた。亮は礼子を沖縄から離れさせようとするが、彼女は拒んだ。
礼子は亮を男として意識しはじめたのだ。そして亮も、また……。そんなとき、琉球連合の組員たちが突然襲撃してきた。
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アクチュール・ステージ (キネ旬ムック)
インタビューが掲載されていたので購入しました。 でも他の方々のインタビューも読みごたえがあってよかったです。 ただ値段が1200円というのは高すぎます。せめて980円とか1000円出してお釣りがくる値段にして欲しいです。 まぁ、いま旬の若手俳優さんからベテラン俳優さんまで幅広い方々の貴重なインタビューなので(そうでなくともヤスケンさんが載っているので)大事に保存しておこうと思います。 20頁にわたる向井理さんのロングインタビューはファン必見ですよ!! でもくどいようですが私はヤスケンさん目当てで購入しましたf^_^;
アニメージュ・ベスト・コレクション
このアルバム良いぞ!!
宮崎監督&久石音楽 ファン&お子様持ちは必見(?)ですよ(*^▽^*)
あえて云うなら、「魔女の宅急便」のユーミンのナンバーが入ってないのが残念!(久石氏の作品じゃない「風の谷のナウシカ・シンボルテーマソング」は入ってるのに)
あぁ~後せっかくなら、“はるかな地へ・・・”等がオーケストラレイションじゃない所が残念かな?(打ち込みデジタル音楽になってる)
このアルバムは「風の谷のナウシカ」 「天空の城ラピュタ」 「魔女の宅急便」 「となりのトトロ」の主題ナンバーが収録されている。
思えば・・・この頃の 宮崎作品が一番 脂がのってた気がする。
久石氏のサントラ、主題曲もこの辺りがインパクトも強く、シンプルかつメロディアスに感じる。
昨今の作品・・・(もののけ・千と千尋・ハウル)は芸術性は高いと思うが、底抜けの明るさに欠けるような・・・子供には少し難解な楽曲が多いように思うのは私ダケだろうか?