Still Life (W/Book) (Spec) (Dig)
アコースティックギターを多用していることが特徴的。全体的には様式美な印象なので聴きやすくシンプルな作品といえる。デスボイスとクリーンボイスの関係も大変シンプル。7曲目に移るまで4秒ほど間があるにもかかわらず、6曲目のアコギ+クリアギターの旋律が音飛びしたように終わるは???
DVDには5.1ch版を収録しクリアな画像、音質で2006年のLIVE VIDEO 「face of melinda」を収録。NTSC,リージョン2で視聴可能。
デジパックはやや大きめでハードカバーの書籍風、表裏見開きにプラベースでCDおよびDVDが納められセンターにブックレットが「綴じ込み」されている。(作りはよい)
Heritage (Lenticular Cover)
今作はかなり方向転換をするという噂があったので、どんな出来になるのか
不安になりつつも期待して待っていました。
まだ聴きこみをする段階まで達していないのですが、よい意味で『デスメタル』と
決別した作品と言えるでしょう。
Damnation (2006年)の時よりも更に自身の過去に聴いてきた音楽が滲みでる、そんな
感じがしています。
凄く音が温かみがあって、アナログレコードを聴くような、そんな印象があります。
楽曲もOPETHの中では一番マイルドな作り、誤解を恐れずに言えば、優しさすら感じます。
70年代のダークなプログレを彷彿とさせます。
個人的には、その楽曲の淡さ加減から、Tai-Phongの「恐るべき静寂」が思い浮かびました。
グロウルを使って歌う箇所は全くありません。
というか、それを使う必要も有りません。
凄く大きな変化をしたと思うのですが、個人的には違和感が全くなく、すっと身体に音が
馴染むと言いましょうか、自然な感じです。
音圧が高まる箇所が皆無というわけではないのですが、それを期待した人にはキツイ作品かもです。
しかしミカエルのバックグラウンドを理解して、それらの音を聴いてから、今作を改めて聴けば
その必然がよく分かるのではないかと思います。
残念なのはKeyのPer Wibergが今作のレコーディングをもって脱退ということなので、その影響が
今後に出ないことを祈っております。
ザ・ラウンドハウス・テープス [DVD]
前作DVD"Lamentation"との違いは"静"の曲選定の"Lamentation"(アルバム"Damnation"中心)に対して"動"の曲選定にあるのがのこの"The Roundhouse Tapes"です。
Opethの楽曲でも特にデスヴォイスの楽曲に惹かれる方はデス楽曲比重が高いこの作品は買いだと思います。
また前作"Lamentation"では椅子に座っての弾き語りの楽曲が多くメンバーそれぞれの上半身アップ場面が多用されていたのに対して今回はストロングな楽曲が多いからでしょうか特にカメラの煽り(会場を上方から全写しにしてターンする)場面が多く会場のリアルな熱気がより伝わってくるところも大きな違いです。
しかし会場が広くなってもMikael(Vo)は相変わらずマイペースに1曲終わるごとにチューニングを直しながら観客と会話してます。相変わらずで大物になっても和やかな姿勢の変わらないバンドなのが感じられます。
BURRN ! (バーン) 2011年 10月号 [雑誌]
今月は特集が3つ。1つが「プログレッシヴ・ロックへの誘い」。King Crimson,Yes〜Camel,Moody Bluesなど8バンドをピックアップ。各バンドのヒストリー及びアルバムの簡単な解説がなされています。それ以外では、「中級編」と称したBeggars Opera,Kestrel,Tempest他全23枚を紹介したミニカタログなどがあります。
2つめは「闇の帝王の真実」Part2。オジー初期のベーシストとしてツアーに参加した、ルディ・サーゾのインタビューです。彼とランディー・ローズはQuiet Riot時代からの盟友ということで、主にランディーに関する話が聞けます。
3つめは、ワーナーから再発される、80〜90年代の名盤30+1(コンピレーション)枚を再レビューしちゃおうという企画。Ratt,Dokken,Skid Row等アメリカンロック勢が多く、その他PANTERAやDream Theaterも。点数の根拠は?ってのはあるが、まあ広告と連動したお遊びと思えば。
インタビューはマイケル・シェンカーが面白かった。新譜Temple of the Rockの話題はもちろん、彼の音楽に対する信念や創作スタンスの話や、レズリー・ウェスト&マイケル・アモットとの3世代共演の話などが語られています。LOUDNESSは高崎と二井原に話を聞いている。新譜の話題はゼロに近く、世界進出を果たした経緯やアメリカ時代の思い出話が中心。初めて聴くようなエピソードもちらほらありました。
ニュース記事には、元WARRENTのジェイニー・レイン(Vo)急逝の悲報が載っていました。
BURRN ! (バーン) 2008年 11月号 [雑誌]
なかなか強烈な表紙で、BURRN!ならではです(笑)・・・私的には、無縁なのでまあどうでもいいですが。この号は「LOUDPARK08」についてがメインで、参加バンドの特集が組まれています・・・特製ステッカーがついてますよ!!ほとんど知らないバンドばかりの中で、P60〜P62のMSG来日ライブの記事が嬉しかったかな・・・クリスグレン(B)のメタボ状態にはまいりました(笑)。おおっゲイリームーアの新譜広告が・・・もうブルーズどっぷりだから、なかなか手がでないもんなあ。読む記事が少なくなっている傾向にはありますが、生きてる限りこの雑誌を応援します・・・創刊号から買ってると、すごいガサで凄まじい限り(笑)。