聖者の行進
工場での虐待を私はイライラしながら読んでいた。虐待を加える奴らが憎たらしいことなんの。読者の感情を操作する事が出来る作者はなかなか凄い。
裏を読めば、【101回目のプロポーズ】【家なき子】【ひとつ屋根の下に】【高校教師】などかなりのヒットメーカー!!凄いな〜。
聖者の行進 DVD-BOX
聖者の行進を見ると、今のドラマなんて大した事ないなと感じさせられるくらいの内容です
キャスト選びも抜群のメンバー揃いだと思いますし
演技力もみんな半端ではありません
知的障害者たちへの虐待シーンは恐ろしいくらいリアリティがあります
正直、目をつむりそうになりながらも見なくてはならない衝動に駆られました
きっと今じゃこういったドラマは絶対に放送されないでしょう
購入するに値する作品であると思います(自分は購入しました)
聖者の行進はただ"面白い"という判断を下す事はできないでしょう
それくらい深い作品であり、心動かされる内容だと思います
サックス&ブラス・マガジン volume.04(CD付き) (リットーミュージック・ムック)
やはり、最近は女性の管楽器奏者が多いのである。シャンプーのCMに出てる矢野沙織、トランペッターの市原ひかり、クロスオーヴァージャパンというライヴにも出ていた小林香織、Empty Black BoxのAya、NAOHなどなど、この本の誌面にも女性のプロ奏者が目立つ。映画『スウィングガールズ』のモデルになった高校である兵庫の高校も載ってるが、ほぼ90%が女子だもの。女性に人気があるってことは「世間一般に盛り上がってる」という証でもあるわけで、オッサンSAX吹きとしては嬉しい傾向だ。
ベスト・クラシック100
ヘンデルに始まりヘンデルに終わる、というだけで、この編集者がイギリス人であることが知れるようなものですが、シューマン、リスト、ブラームス、ワグナー、ブルックナー、ラヴェル、バルトーク、ストラヴィンスキーといった著名な作曲家の作品が1曲も含まれていないことからしても、単なる「有名曲の寄せ集め」ではないことがわかります。それは、ある一定の「気分」に沿って、まるでクラブ系DJの感覚のように、全体の流れや統一感を重視し慎重に選択された見事な選曲だと思います。
つまり、この企画者は、初心者向けとかカタログとかいうことではなく(結果的にそうなることがあったとしても)、基本的には現代の生活におけるクラシック音楽の「新しい楽しみ方」を提案しているということだと思われ、そのことに強く共感します。
したがって収録された楽曲は「クラシックを代表する名曲」というようなものとは明らかに違った基準で選択されていて、その9割以上がオーケストラ曲またはオーケストラ伴奏曲です。器楽曲、小編成の室内楽、ピアノ伴奏曲などはたまにアクセント的に置かれているだけで、たとえばピアノ独奏曲はベートーヴェンとドビュッシーの計2曲しか無く、ショパンもサティもありません。また、全体の3分の1が声楽曲ということも特徴的だと思います。
やや保守的/良識的な解釈の多いEMI音源というも、こうした企画には良かったのかもしれません。1960年代の録音も少なからず含まれますが、演奏と録音が一級品であることに間違いはありません。全体のちょうど4分の1、25曲が楽曲あるいは楽章の一部分を抜粋したトラックですが、それも決して安易なフェイドイン/フェイドアウトではなく、音楽的な見識の確かさを思わせる編集で、原曲を知らなければそれが抜粋であることすらわからないくらい、個人的には不自然さを感じませんでした。
いまだに教養主義的な感覚から聞き手の方で勝手に敷居を高くしているような所もあるクラシック音楽ですが、このコンピレーションの「軽やかな豊かさ」は、もっと自由な新しい楽しみ方を提案しているように思われます。BGMにも良し、カーオーディオで聞くも良し、iPodでシャッフルするも良し。良い時代になったものです。
聖者の行進(2) [VHS]
何が差別なのか。何が普通なのか。
このドラマを観てその問いに詰まらされる。
賛否両論のあったこのドラマでは「バカ」「使えねえ」「こんなヤツ」など、差別用語ギリギリの台詞が飛び交い、耳が痛い。
しかし、この言葉を発する者が己の言葉通りの人間であることがわかる。
いしだ壱成、松本恵の表現がうまく、何ができるかではなく、相手に対し何が残せるかということが描かれている。
かわいそうだとかそんな次元で観ているだけではいけない作品と感じた。