天皇陛下は、日本国に海があり、山があり、川があるように、当然に存在するものなんですね。 これが世界でたった一つの2600年続いた「国体」なのだと思います。 そう考えると、天皇陛下の御存在は、日本国そのものと言えるのではないか。 私は分かりました。かつて日清、日露戦争、大東亜戦争にて戦った兵士が天皇陛下万歳と叫んだという話の意味を。 彼ら英霊は、祖国日本の山や川や自然、また愛する家族を総称して天皇陛下万歳と叫んだのに違いない、と思ったのです。 天皇は日本古来よりずっと存在する日本そのものと言っていい。戦死のとき日本万歳と叫んだのも天皇陛下万歳と叫んだのも意味は同じなんでしょう。 日本国が永遠に栄え、愛する祖国と国民が永遠に幸せであれ、と万歳を叫んだんですね。 万歳とはいつまでも続くように!と言う意味ですし。
多彩な内容でサービス精神も旺盛な一冊となってゐますが、どうもまとまりあるものにはならなかったやうに感じてなりません。取扱ってゐるテーマは、大震災、ゴー宣道場、状況論(時事論)、尖閣、TPP、皇統論、そして、最後のAKBであります。変はりゆく時勢にどう対応すべきかの指針になると思ひますが、先に著書として「新天皇論」や「ゴー宣道場」や「国防論」といふ大冊で濃い立論を披瀝されて居り、今回の掲載作品はそれらのものに漏れた経緯のものと言へるかもしれません。追加であったり、後追ひ事件的な流れの作品だったりで、本書のみのキャラは立ってゐるわけでもありません。また、私の感じてゐる事ですが、ゴー宣道場で公論形成が出来てゐるのだらうかといふ疑問があります。ゴー宣道場の参加メンバーに対して小林よしのりは限りなく甘く、自画自賛に陥ってゐないだらうか。小林よしのりシンパ集団以上の成果を是非つくっていただきたい所です。後、保守派批判の言論はある程度的確で尤もだと思ひますが、もう少し穏やかにならないだらうか。彼等が今の戦後の時代に大量に簇生した時代局面の意味をじっくり考へてもいいのではないだらうか。大人の修養精神があれば、もっともっと日本はよくなれると私は思ふのであります。
自分の周りにキャラが濃い人が集まっているという方におすすめ。 主演の竹内さんの脇を固める内野さん、小林さん、オダギリさんなどのキャラクターが魅力です。映像もアニメーションを使ったり、マネキンを使って表現したり、とても笑えます。話もラブコメで、見てて元気が出ます。たまに時間の流れが速く、ついていけないのですが、そこは竹内さんと内野さんのせりふのテンポの良さで何とかカバーできます。 ただ、ハッピーエンドが好きな方、働くシングル女性の方は、最終回は見ないほうがいいかも・・・。最終回の一個前の回で止めておいて、そのまま幸せな気分を味わったほうが気分がいいかもしれません。たとえドラマだとしても、現実的なことを受け入れられる、という方は最終回まで見れると思います。ちなみに私、働くシングル女は最終回を見て、三日間くらい食欲がなく、仕事も手につかなくなりました。 それでも、やっぱり元気の出るドラマだったな、思い返してみると。
つまり平易な文章はあくまで高校生への授業ということでした。羨ましい高校生ですね。筆者がいう、何回でも手にとってもらいたい本を書いた。
まさに其のとうりですね。ただし、この論調で書くと東京大学大学院の教授でしたね、学内にはこの様な
歴史観に反対の先生も多いのでしょうから、女性ならではなのでしょうか?
女性の学者や法律関係者には、二つのタイプがありますね。権威に対して無頓着なタイプと、ことさら迎合するかたとに分けられるような、マア私見ですが。
なまなましいのですね、この戦争を国立大学の先生が書くには、つまりまだあの戦争に行った人、行かされた人、まだ生きている方もいますし、そのご家族はやはり生きて、自分の親父・母親、爺さん・婆さんのはなしとして聞いていますからね。
だからこそ、批判をおそれず、それでも日本人は戦争を選んだという切り口で、淡々と、この戦争の総括
をする必要性がありました。
とくに、加藤さんのロイド・ジョージの語り方はすきですね。
この調子で戦後の間もないときの歴史の真実もお願いします。そうするとより歴史に興味がわきます。
150万人もの人が着の身着のままで帰ってくる。当時は引揚者という差別的な言葉が通用しました。
国内には大量の失業者。ここのところも、歴史の教科書はネグっています。加藤先生お願いします。
「東京では放送しない」という路線で有名な「そこまで言って委員会」が
満を持して「天皇論」をテーマに挙げた意欲作。
これまでの放送回を見ている人ならわかるかもしれないが、
「そこまで言って委員会」の面白さの本質は、
「東京発」では実現し得ないクオリティの高さだ。
言い換えれば「地方発」だからこそ実現できたのであろう、
論客たちの自由闊達な雰囲気が、本作品の至る所から伝わってくるのだ。
もちろん、本作品のために録り下ろしした独占企画にも、
ムダな演出や”賑やかし”などは一切無く、
テーマに対して真正面から取り組んだという誠実さが伝わってくる。
本番組の仕掛人、やしきたかじん氏の天皇や皇室に対する思いと
テレビ番組づくりに対する誠実さが見事に合致したのだと思う。
本作品のキャプションにもあるとおり、天皇や皇室という存在は
「日本人ならば避けては通れないテーマ」なのだから、
東京発でも地方発でも、堂々と胸を張って取り組んでほしいし、
東京のテレビ局のほうが予算も人脈も取材先も豊富なのだから、
「そこまで言って委員会」よりも見ごたえがある「天皇論」を
展開できるはずなのだ。
しかしながら、少なくとも本作品に関しては「地方発」の方が
情報の質も量・自由度も豊富になっている現実・・・
本作品を通じて「東京発」のコンテンツの価値とは何なのか?
を考えてさせられてしまうほど、実に意欲的で面白い作品だった。
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