このマンガの本当の功績は、おそらく書籍を書いたことのある人や、
もしくは何かの作品を、評価される形で世の中に出したことがある人しか分からないと思う。
心というデリケートな分野をギャグにするのは、思われる以上に難易度が高いことだ。
過激になりすぎてもいけないし、だからといって無難にしすぎると、つまらなくなってしまう。
しかしこの本は、そのギリギリの中で、ちゃんと成立している。
たとえば「うつの人にもっともやってはいけないことは何か?」
この「お題」にたいして、あなたならどんな「オチ」をつけるだろうか。
「励ます」「話を聞かない」なんて普通の答えでは、笑いにならない。
だからといって「殴る」「キズつける」などの答えでは、シャレにならない。
そこでこの作者たちのオチは…。ウラ面のマンガを見ていただきたい。
まさに「絶妙のバランス」なのだ。この答えは、練りに練られているといって過言でない。
全編にわたって、そんな絶妙なオチで構成されている。
この本にたいして「知識の内容が…」なんてしたり顔で解説する人は本質が見えていない。
精神科という、誰もが記すのに尻込みする内容を、最大多数の人が楽しめる形でマンガ作品として成立させるのに成功していることこそが、このマンガの一番の凄さだと思う。
色々と欠点はあるものの、今までにない画期的な作品だと思う。 内容をざっくりと説明すると、以下のようになる。
基本的なシステムは、三国志10や太閤立志伝のように 戦略マップをリアルタイムで移動するキャラゲー。
戦闘はトータルウォーのように多人数ではなく、 時代劇の戦闘シーンのように比較的少人数(100人規模)によるど突き合い。 その分、兵士の動きは非常にリアル。
戦闘単位は部隊ではなく兵士個人だが、細かい指示を出して 統率することが可能。
中世盛期のヨーロッパ世界を模した架空の世界が舞台だが、 内容は驚くほど現実的。ただし宗教は存在せず、同盟のシステムもない。
6つの国が存在し、いずれも歴史上の国家に似た特色を持つ。 以下に挙げると、
スワディア王国 モデルはドイツ、もしくは封建騎士軍を主力とするオーソドックスな西欧の国家。
ノルド王国 北欧のノルマン人国家。ハスカールなどの強力な重歩兵。騎兵なし。
ロードック王国 モデル不明。南欧の山岳国家。槍兵と強力な弩兵。騎兵なし。(スイスか?)
ヴァエギル王国 モデルはロシア。バランス型。優れた弓兵。
ケルジット汗国 タタール系騎馬民族。槍騎兵と弓騎兵。歩兵なし。(下馬は可能)
サラン王朝 エジプトのサラセン人国家。バランス型。強力なマムルーク騎兵。
ここまで読んでいただければわかると思うが、架空の世界でありながら、 中世ヨーロッパ好きの人にとってはかなり親しみやすい内容となっている。
確かにバグは多いし、良質の軍馬が王様の身代金よりも高いなど、 ゲームバランスにも問題があるだろう。
しかしこのゲームをあえて人間に例えるならば、 「欠点の多い天才」のようなものではないだろうか。
人が付き合う相手を選ぶように、ゲームも選べばよいと思う。
C/Wの「呼び捨てファンタジー」がよかったです。まゆゆきりん好きなら、これだけの為にも買う価値は十分あります。
タイトル曲は「篠田麻里子とその仲間たちfeat.藤江れいな」って感じで、あまり、タレント作品としてのオーラの
ようなものが感じられませんでした。2曲目はやっぱりAKBさすがだなという感じでした。
CMでサビを聴いた時、なかなかメロディがいいなと思いましたが。イントロ聴いてこれはひどいです。サウンド薄い感。なぜこれで世の中にこの曲を売り出せるのか謎の仕上がり。曲作る側もAKBだから売れるって思って適当に作ってるのかなって思いました。ビギナー聴いた時の衝撃が最近のAKBでは感じられないです。あとPVが謎。曲の内容とPVの内容が全く合わない。こってはいるんだろうけど。
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