前作「オリオン13」から約2年ぶりの、活動再開後の二作目となる新作アルバムです。
その間、シングルが6枚、ライヴアルバムもリリースしているためあまり久しぶりといった感じはありません。
「オリオン13」はエネルギーに満ちあふれたハードなバンドサウンドからバラードまでバラエティに富んだ内容でしたが、本作は一曲目、シングルで発表済みのタイトル曲に象徴されるようなしっとりとした、スケールの大きい曲が並ぶ、落ち着いた作品になりました。
「オリオン13」と合わせて、本物の歌、曲を楽しみたい方に最適の作品と思います。
ラスト2曲の「群青」「昴」のリメイクは悪くはないのですが、やはり今でも古びれないオリジナルの収録アルバム「海を渡る蝶(群青ー収録)」「昴」を未聴の方にはぜひ聞いていただきたいと思います。傑作です。
本作は、全体的に地味な作りである(笑)。先行したTV版で園長先生を演じた津川雅彦がメガホンを取ったのは、この出演と無関係ではないだろう。ストーリーはほぼ同じで(ドキュメントだから当たり前だが)、再建の苦労と動物たちの生態に癒される作り方も同じだ。しかしTV版は戸田恵梨香や小出恵介(名作「牛に願いを」コンビ)、荒川良々といったレギュラー陣に、広末涼子や平岡祐太を配した「さわやかな作風」だったため、本作の大人しさが気になった。西田敏行はともかく、中村靖日が主演っていうのは弱いだろう。一応、角川の大作だったわけだから、もう少し「旬」な俳優を充てるべきだったのではないか。前田愛はペンギンのコスプレが可愛かったが(笑)、動物愛護デモをしていて、市長の親戚という「イヤな奴」から旭山従業員への転身が早すぎる。まあ、16年の歳月を2時間にまとめるのだから仕方ない面もあるが・・・。俳優たちの「老けメイク」が一切無かったのも「時の流れ」感を止めた要因かもしれない。また、1992年のシーンで笹野高史が役所の窓の外を見るシーンがあるが、そこには中央に某家電量販店のロゴが・・・。当時その会社は北関東にしか店舗がなかったはずだ。CGで簡単に消せたのに、と思う。メイキングは動物の表情に癒されるが、撮影風景や、旭川公開時の舞台挨拶も入れてほしかった。星3つ。
斎藤一人さんの大宇宙エネルギー療法。 現在ヒーリングを行なえる方が 2万人!!(本の時点では1万7千人オーバー) を超えているようです。 一人さんが20年以上前からエネルギーを使っていたお話。 現在は187ページに書いてある内容で、 2000円で誰もがヒーリングを出来る。 (その後は一切お金がかかりません) 体、心の不調の奇跡的な治癒例がたくさん書いてあります。
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斎藤一人大宇宙エネルギー療法―無償の愛の奇跡の連発!
斎藤一人 この不況で損する人この不況で得する人
こうていペンギンはなぜ生きのこったか!?―斎藤一人絵本集〈1〉
ストーリー、脚本には結構突っ込みどころがあると思う。中村靖日が演じる青年の成長がサブストーリーになっているが、ちょっと説得力が足りない。もっと描きこむか、あるいはサラッと描くかのどちらかにした方が良いと思う。 また、市長を取り囲む三千人のデモは突然に起こったような印象。あのシーンを入れるなら、もっと伏線を張るべきではないだろうか。この他にも脚本が煮詰まっていない部分があったと思う。 実際の旭山動物園、公的施設が収益の改善を図り、ツアーバスが押し寄せるようになるには、通常の公的機関では考えられないようなアイデアや物凄い努力が必要だと思う。そういった面がもっと描かれれていれば、尚感動的になったのではないだろうか。
しかし、西田敏行や笹野高史はやっぱり上手いと思った。あまり難しいことを考えず、動物が好きな人が動物園の再生に熱意を燃やす物語としてみれば、結構楽しめると思う。 動物は可愛かったし、ラストの改装なった動物園のシーンは楽しかった。展開に若干の難はあるが、映画としての楽しさ、動物への愛情は伝わってくる作品だと思う。
夏(ツバメ)、秋(ロード・ソング)、冬(十三夜/マカリイ)、そしてこの春(桜は桜/夢になりたい)と続く「四季の旅」シリーズの“完結編”。老錬の境地に入ったチンペイさんがここでも「ひたすら散る」花を、人生になぞらえて歌い上げる。
「旭山動物園物語」の主題歌、「夢になりたい」がいい。特にアルバムにはまず収録されることはない「西田敏行&出演者バージョン」は、同じ歌とは思えないほど楽しい。失礼ながら、この1曲だけでも充分お釣りがくる。
映画のラストで、西田敏行演ずる退職した園長が歩いて行く姿を延々と写していたあのシーンに重なる。何かを成し遂げた男の背中だった。
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