ざっと見てみると、他のカスタマーレビューに書かれている通り「○月○日〜をした」というような形態で書かれています。また、著者の考え等は含まれておらず、淡々としています。
ハリーポッターの本くらい厚く、表紙はおしゃれですし、一枚一枚の紙も「良い素材の紙が使われているのかな〜」と思います。
マイケルについて初めて知る事が多く、とても勉強になります。これは永久保存版ですね!私は、自分の誕生日にマイケルは何をしていたかなど、楽しみながら読んでいます。
マイケルの発言集は、マイケルの人柄や心の訴えが伝わってきます。また、ファンとしてはつらくなる部分もありますが、感動する部分や見習うべき部分がたくさんあります。私の好きなページです。
マイケルには誤解が多く、悲しくなることが多い私ですが、著者のあとがきを読んで救われる思いでした。マイケルについて知りたい方は、是非買ってみてください!
ホイットニー・ヒューストンが逝った。 言葉もありません。 マイケル・ジャクソンに続いて巨星がまた一つ・・・
マイケルの話し方は穏やかだし声が大きいわけでもない。言葉数も少ない。
なのに、聞き手に気持ちを伝えるのがとても上手ですね。オックスフォード大での講演を読んだときにも思いました。
曲に魂を込めて情感豊かに歌い上げ、ダンスで情熱を体現する魔法を持つ彼は、文章表現や感情表現など、人に自分の思いを伝えるときにも、この魔法を発揮する気がします。
マイケルのライブを見た最後列の一人一人までもが自分に向けてパフォーマンスしてくれてると実感できるように、この自伝からは彼が直接自分に語りかけてくれてるような雰囲気を感じます。
歌と同様、真摯な言葉に魂が込められてるからでしょう。
そしてここにも、マイケル独特の想像力に富んだ小粋な比喩がたくさん出てきてうれしくなります。
映画『THIS IS IT』で、「THE WAY YOU MAKE ME FEEL」のリハ中に、
「ここはもっと余韻を味わうんだ。月光が染み渡っていくようなかんじ」
と、キーボーディストに自分のイメージを説明する彼の姿が思い出されました。
マイケルの表現は、芸術家らしく聞く人に視覚的なイメージをわかせます。
そして、いつでも誠実で言葉のはしはしに愛があふれてる。
だから、気持ちが温度を保ったまま伝わってくる。
なにせ貴重な自伝は本書だけ。
ここにあるすべてがマイケル自身から生まれたもの。何よりも真実だと思います。
彼亡き今、悲しいけれど本書を読んで、彼の息吹を少しでも近くに感じたいと思います。
ケントさんを知ったのは、テレビでムーンウォークをしている所を見たのが最初でした。
体のしなやかな動き、関節の硬さや体の重さを感じさせないものがマイケルには、ありましたが、ケントさんに同じものを感じて、マイケルじゃないけど「鳥肌が立つ」感動を覚えました。ダンスを愛する思い、マイケルへの憧れと尊敬、家族への感謝の思い、またマイケルとマドンナという偉大なアーティストの間で苦悩した場面にも純粋な思いとアメリカのショービジネスの厳しさも知る機会になりました。
マイケルは、亡くなってしまいましたが、ケントさんたちのようにマイケルの思いを受け継いでくれるダンサーやアーティストがいてくれるのをみるとマイケルの精神が生きている
思いがして嬉しくなります
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