主人公相沢沙季(46歳)色白で目鼻立ちの整った理知的な美人(官能小説でブスの主人公はいない?) 出てくる男は画家の服部(年齢?)、イラストレーターの片平剛(61歳)、名高い企業の社員新羅聡一(58歳)、 沙季の夫(年齢?)、地方から出てくる妻子ある男(年齢67,8歳) この小説の感想、下心が見える人は女に嫌われる。下心を隠した奴は女のすべてを得られる。 この本を読んでる人は俺のように下心みえみえで女にもてない人ばかり。
個人的には一つめの吉井愛美は可愛くてホントのアイドルっぽくて好きです。ストーカーに着替えている所を侵入されてレイプされるシーンがいい感じなのですが、若干編集されて短くなってるのが惜しい所です。まあレイプシーン自体は3回あるのでそれほど不満はないのですが。
水咲涼子がADでAV撮影現場でレイプされるのも、物語上のAV女優よりはるかに美人で、展開も強引な感じですが、レイプされても美人なままという点で評価できます。
逆に光咲玲奈は普通のシーンでは結構可愛いのに、レイプシーンがけっこう激しいせいか別人のようになってしまい微妙でした。
60年公開の、小津監督カラー作品第4作。原節子を起用したカラー映画としては最初の作品。「晩春」と似たストーリーで、配偶者を亡くして親が娘の結婚を心配し、娘は寂しくなる親の将来を案じて結婚を考えたくない。そういう中で娘が結婚しやすくしようと親の再婚話が浮上し、娘は不潔だと反発する騒動がもちあがるが、最後には親は「今さらもう一度麓から山へ登るなんてこりごり」と自分は再婚しないが、「あなたはこれからなんだし、先々どんな幸せが待っているかわからないじゃない」と娘を最後の2人旅行の宿の夜にさとす。そして娘は結婚式を無事終え、親は寂しくなった家に戻り、万感胸に迫るものを感じつつ、うっすら笑みを浮かべて静かに終わる。粗筋だけ見ると晩春と同じではないかと思うが、晩春とは男女の立場を一部入れ替え、また世相の変化を反映している。すなわち、「晩春」と対比すると、以下のようになる(左が「晩春」で、右が本作)。
親:父親(笠智衆)、母親(原節子) 娘:原節子、司葉子 結婚相手:登場せず(見合い)、佐田啓二(佐分利信の紹介→自由な交際) 世話焼き人:親の妹(杉村春子)、亡父の友人3人組(佐分利信、中村伸郎、北竜二) 親と世話焼き人の男女が入れ替わっているのが面白い。特に3人組は飲み友達で、北竜二は昔からのあこがれの女性と結婚できるのかと心ときめかせるが、結局ダシに使われただけ。この3人組と娘の同僚・岡田茉莉子が映画全体をユーモラスなトーンにしている。しかし、一番心に染みるのは親子での最後の2人旅行となる宿の夜の場面だ。原節子の屈指の名演技といっていいだろう。そして変わらぬ原節子の美貌。まさに「雨に悩める海棠」だ。
|