奥田さんの絵は「おさびし山のさくらの木」のイメージがかなり強く、本屋で見かけたとき「おや?」と思いました。 今回のテーマも”桜”でしたし。 タイトルの通り桜色のウサギの話です。ウサギの夫婦とその子どものお話。 深読みすると、イジメや偏見の話と取れるのかもしれません。 主人公の桜色のウサギが出会う辛い想いは、親のウサギにも子どものウサギにも辛い事、簡単に何とかなる問題ではなくて・・・。 でもきっと生きていくうちには、多少の差こそあれ”いろんな辛い事”がやって来るはず。それを一緒に励ましあって、自分自身を信じて居られるウサギの親子の姿が心に響きます。 最後のひと匙の”隠し味”は、絵本ならではの優しい光みたいです。夢と希望が詰まっていました。その味は読んでみてからのオタノシミで。 もう少し早く、桜の季節に桜の木の下で読みたかったと思います。
黒沢さんの脱ぎっぷりがすごいという評判もあり、このジャケット写真もあって、ついスケベ満載のそういう映画なのかなと思って、下世話な好奇心で見てみたくなる映画です。 で、確かに、黒沢さんの脱ぎっぷりはすごいです。見事です。でも、それだけのことをするだけの価値が、この映画にはありました。ストーリーは、ありがちだとも言えると思います。秀逸な展開は無い。でも、一種のファンタジーとも言える作品として、素敵な作品に仕上がっていました。そう素敵な映画でした。 そして、とても演劇的な映画でもありました。 主人公の横にいる二人の脇役、三谷昇氏と、田鍋謙一郎さんが、ものすごくいいです。三谷さんはもう、その存在感はもちろんすごいのですが、彼の素晴らしく味わいのある演劇的で完璧なセリフを、この(申し訳ないけれど)無名の役者さんが、また完璧に受けてくれています。この一本で、彼の演技を、セリフを、もっともっと見てみたくなります。この二人の存在が、この映画を、一段も二段も味わいの深い作品に持ち上げています。 10年後に残る、後に評価が付いてくる映画を作ろうとかかったというこの作品。本当にいい作品でした。 そして、・・・黒沢さんが木とまぐわる場面。すごかった。本当に、「木」と彼女は魂が通じ合って交わっていた。世界中のどんな映画も、あんなに見事なシーンを撮ったことは無いと思う。何よりもこの場面を完璧に演出したのだろう監督に脱帽。それに見事に応えた黒沢さんに、脱帽。もう一度言っておこう。素敵な映画でした。いい作品でした。
1995年リリースで、タイトルの通り「ポリスター」在籍時代の全シングルのA面がリリース順に収録されています。 オリジナル(公式)アルバムではありません。
レアな楽曲としては、なんと言っても『風は激しく』ですね。 CD音源としては、2001年リリースの『スーパー・コレクション』(こちらも非公式)と、この『Aコレ』のみです。
また『アゲインスト』は、アルバム『BASARA』にアルバム・バージョンとして収録されていますが、シングル・バージョンは(2011年6月現在)この『Aコレ』のみになります。
「チンペイさんをフル・コンプリートしたい!」と言う方には避けて通れないアルバムですね。
姉妹版の『B面コレクション』との合わせ持ちが理想的ですね。
BDで見た「GOEMON」は、まさに「電気紙芝居」ともいえる絢爛豪華な映像世界。
ローマ戦記を扱ったハリウッド映画や史記の世界を描いた中国のスペクタクル映画にも通じる迫力の映像だが、時代考証など無視して映像のインパクトにこだわった点はそれらをはるかに上回っている。
ストーリーも信長、秀吉、家康という実在の人物を軸に展開してはいるものの、石川五右衛門、服部半蔵、霧隠才蔵など時代小説のヒーローたちを自由に動き回らせて全く新しいストーリーを作っている。歴史に興味がなくてもシンプルなストーリーなので十分に楽しめるはず。五右衛門と才蔵の友情を中心に据え、その他のごちゃごちゃした部分はあえて説明をしなかった点もいい。いっそ最後に徳川家康に天下を取らせなくてもよかった。豪華俳優陣も魅力なのだが、もしかすると江口洋介や大沢たかおを始めとして、出演者に対する好き嫌いが評価を分けるかもしれない。
紀里谷和明に正調の時代劇などは誰も期待していないはずだが、日本人よりも外国人の方が喜びそうな作品である。
できないもの。 ましてや親子の関係だとなおさら、身近すぎて言いたいのに いつかはしたいのに出来ず、そして... 後悔、先に立たず。
親子の関係って、いつの時代もこうなのかなあ?
自分は後悔する前に親孝行しておきたいな。
この映画を見て、改めて思った。
EXILEのAKIRAさん主演で話題になったようだけど 何の偏見もなしに言うと、映画全体を通して見ても なかなかの演技。
脇を固めるベテラン俳優の方々もいい味出してます。
自分の親にホントに思ってる自分の素直な気持ちを いつまでも伝えられない人...
そんな人は必ず見て下さいね。
僕は映画でも見たけど、DVDを買いました。
何気なく、両親に僕の気持ちを伝える為に...
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