今有名になった人の無名時代のネタが満載!
お笑い好きとしては文句なし。
ネタ番組が少なくなった今、このDVDはほんまにありがたい。
TBS系で放送された『クイズ タレント名鑑』の企画の一つ。
元々、2011年の大相撲の八百長問題で春場所がなくなって、それがきっかけになって行われた企画と思われる。
更には去年の3.11の震災で、消沈気味の日本を盛り上げようと、通常では有り得ない選手達の参戦が実現。 具体的にはK‐1や総合で活躍したセーム・シュルト選手が「日本をサポートしたくて来ました」と発言してる。
参考までに参加してる競技者達を羅列すると、 ≪春場所≫ 曙(大相撲、元横綱) H'IRO(大相撲、元序二段) セーム・シュルト(K−1王者) 山本義徳(ボディビル、日本人初世界ヘビィ級王者) 橋本大地(破壊王・橋本真也の息子) 桜井マッハ速人(総合格闘技) 中西学(元・アマレス日本代表、現・新日本プロレス所属選手)
≪秋場所≫ 鈴川真一(大相撲、元前頭九枚目) ミノワマン(総合格闘技) 柳龍拳(大東流) ヴァンダレイ・シウバ(ムエタイ) ※シウバは直前の怪我で棄権、菊田早苗(総合格闘技)がリザーバーとして急遽参戦。 HIRO(大相撲、元序二段) 田村潔司(総合格闘技) アリスター・オーフレイム(総合格闘技)
春場所が元力士からプロレスラー、総合、ボディビルダー、などなど様々で、 各々が自分らなりのテーマを持って参加してしてるのが興味深い。 例えば山本選手の「ボディビルの筋肉が偽物?」という偏見、コレに対する答えを見せたい、など。
秋場所は総合格闘家と元力士による格闘競技としての色(要するに勝敗)が濃くなっています。
いづれの場所も日本人としては、一番馴染み深い格闘技ルールの『相撲』で、 異なる競技者達がリアルファイトを見せてくれています。
相撲ルールならではの『一瞬』の勝負が楽しめる。 相撲ルールだからこその夢のカードで。
もちろんこのDVDはバラエティ企画だからお笑い芸人も多数参加。 『相撲バトルロワイヤル』など大笑いの逸品。
一応ルール説明すると、島にお笑い芸人達がマワシ一丁で徘徊し、遭遇したら即勝負。 各人無作為に取得したアイテムを使用する事ができ、たった一人が秋場所の芸人枠に参加できる、という物。
だから初めて観る人は、 『春場所』⇒『バトルロワイヤル、相撲バカ一代』⇒『秋場所』 の順番の鑑賞がお勧め。
時間があればだけど。
番組のメインとなるコントを、おそらくほぼ放送されたままに収録。
未公開シーンやDVD用撮りおろし映像はない。
『ごくSせん』3本、 『水轟黄門』1本、 『黒木』3本。
本編は上記のコントとトークを少しだけ収録。
特典には 新加入ワッキーのドッキリを3本収録。
「本編68分+特典24分」とセルとしてはやや物足りない気がする。
とは言え
本作からペナルティ加入後のコントを含まれ、
放送を毎週欠かさず見ているわけではないので、
「こんなのもあったんだ」と、なかなか楽しめました。
番組の終了を惜しむファンは一応チェックしておきたい商品。
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