ネットで調べれば調べるほど、偽物が多く出回っていることを知り、すごく不安でしたが、こちらからの質問にも丁寧な回答をいただき、とても安心できました! 丁寧な梱包で、迅速な対応感謝します(*^^*)
個人旅行としてペルー周辺諸国を訪れるには、大変役立つ本でしょう。ホテル、レストランについての事前情報は特に有用。インカの歴史を簡潔に紹介しているコーナーもあり、観光旅行で行く分には不足はありません。
反面、パッケージツアーで旅行する場合は、元々ホテル・レストランの心配はせずに済むので、本書の内容はやや過分でしょう。むしろ、インカの歴史に特化した本を一、二冊読む方が、よほど意義があります。
かつて「地球の歩き方」シリーズの読者投稿欄には、「現地の人と仲良くなった(他のツアー客とは違うぞ)」自慢が多く、鼻につきましたが、その匂いは徐々に薄まり、改善が見られます。ところが、一部のリード文には「地上絵を見るだけにナスカに出かけるのなら、テレビで見たあの地上絵を自分の目で確かめたという感激しか残らないだろう」などと、センスを疑う記載がちらほら。投稿欄は洗練されてきましたが、自らに対するレビュー能力についてはまだまだ勉強中と見受けられます。
水いについて色々考えることのできるDVDでした。
世銀と大企業が悪い、で簡単に終わらせられないところが水問題の複雑・深刻なところですね。 監督や出てきておられるNGOの方々、大学関係者・住民運動代表者のトーンとして民営化反対という視点が強いと思いますが、このDVDで使われている民営化という概念には2つあると思います。 公共財を市民に配給する際の水道事業に民間企業参画を許してよいのかという問題と、水資源の私有化を許してよいのか(ペットボトル水)という問題です。 前者の民営化については、たとえ公営企業であっても汚職や政治腐敗があれば民営化による過度な利潤追求によるひずみと基本的には変わらないわけで、民営化そのものが問題と言うよりは、水利用の制度や制度設計・監視体制の話に集約されるのではないかと思いました。事例として出てきた民営化問題のほとんどは政治家の汚職や監視体制・行政指導の不備と言っても良さそうですし。 東電が民間企業のままであっても公営企業になっても、行政官庁の指導が甘かったり、監視体制に不備があったり、政治家との癒着があれば問題は解決しないのと同じではないかと。。。 後者の問題については、とても考えさせられました。日本もペットボトルの水が溢れていますが、あれだって地元の地下水位が下がり、地盤沈下を起こし、土壌の保水力低下を招いていないとは限らないですね。。。
個人的にはヴェオリアやスエズが取材拒否、ネスレが一部拒否の形になったため、一方からの視点になってしまっているのがちょっと残念です。 それでも、監督は客観的であろうとしているようなところがある気がして、とても自然に見られました。 今は大企業と市民との話なので片方の視点に立ったまま気楽に見ていられますが、そのうち国際河川を巡って国同士の諍いになったとき、それぞれの立場がある中で紛糾したら、私はどのように考えるのだろう…などと考えてしまいました。
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