オープニングの洗練されたブラスのイントロからぶっ飛んでしまいました。アーティスト名、ジャケットに惑わされることなかれ!、まさしく、西海岸系 Japanese City Pop の名盤です。 楽曲の質の高さと適度なスピード感、しっかりとしたサウンドワーク…。全編を通じてスタイルを崩さない姿勢が、捨て曲なしの至宝盤を生んだのでしょう。 とにかく、先入観なしに聴いてみてください。このアルバムが、ヴィヴィッド・サウンドから復刻されている理由がわかるはずです。
やはり、浅香唯さんが「YUI」として活動再開した「Ring Ring Ring」が入っていたのが嬉しかったです。 私は当時、そのCD買いましたし、その頃の浅香さんをしってますから余計にです。 あまりしられてないかなあと思っていた矢先、こんなオムニバスが出たのは嬉しかったです。 また、この曲を選曲なさった方はいいセンスなさってます。
TBSの名演出家として名高かった久世光彦氏逝去のニュースに隠れ、新聞の片隅にひっそりと掲載されていただけであったが、今作の主要脚本家であった佐々木守氏が亡くなった。40歳以上の年齢の方なら、氏の名前に記憶がなくても、今作や「柔道一直線」そして、「ウルトラマン」で、彼の作品世界に触れていることと思う。このドラマに夢中になっていたのは11歳の頃だが、同時期、両親が観ていた「お荷物小荷物」の、破天荒で逸脱したドラマ展開に、子供心に感服しながらも(イヤなガキだね〜笑)、その脚本が"佐々木守"の手によるものだと知り、私の中では、映画やドラマのスタッフの中で最初に記憶した名前であった。その後、氏が、大島渚を中心とする創造社の一員で、実は、当時、日本映画界で最も尖鋭的な脚本家のひとりだった事が分かり、おおいに驚いたものだ。「おくさまは18才」は、真の意味で、当時日本で人気の高かった「奥様は魔女」や「じゃじゃ馬億万長者」といったアメリカ得意のソープ・コメディにしてシュチエーション・コメディを凌駕した、ドラマ史に残る傑作だと思う。岡崎友紀と石立鉄男が、毎回ブラウン管狭しと、飛び跳ね、躍動し、寺尾聡、富士真奈美、森川信らが右往左往するさまは、予定調和と思いながらも、ついつい引き込まれてしまう。岡崎友紀は、日本に於ける多分最初で最後の名コメディエンヌと呼んでいい。
岡崎友紀の人気がこのシリーズで沸騰したドラマの下巻です。ファンなら、垂涎ものですので、躊躇無く買いました。上巻では、特典映像として、脇役(といっては勿体ない位の名優)の富士真奈美とうつみみどりさんのインタビューが収録されていましたが、今回は、ブックレットが特典となっています、出来れば、現在の岡崎友紀さんへのインタビューが見たいところですが、その後の結婚と離婚など、波乱の人生を乗り越え、現在も、多方面に活躍されている事などは、彼女のホームページで見る事ができますので、良いのではないでしょうか。40歳代のファンなら、即買いでしょう。それにしても、脇を務める俳優の豪華な事に今更ながら驚いてしまいます。校長役の森川信の「いいですか?いいですね!」というお決まりのセリフに今更ながら、吹き出してしまいます。
裸の青春。夏木マリさん最高!今の甘いドラマに比べると加山雄三さんが教師役の高校教師良かったなぁ。あー、あの日に帰りたい。
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