統合失調症や気分障害に関心が強い精神科医が多い(わたしもそうです)。しかし解離性・転換性障害に対しては、知識も治療も苦手にしている医師が少なくないと思う。専門書の一読も必要だが、一般向けの新書で得られる知識も新鮮である。
「対外異常感覚」
「表象幻覚」
「気配過敏症状」
など、柴山先生のオリジナルの概念も知ることができる。「眠り路線」「覚醒路線」といった治療の枠組みも面白い。宮沢賢治のくだりは、興味がないとちょっと退屈かもしれない。
大人は自分も昔は子供だった時のことを忘れ、大人の目線で子供を見てしまいがちです。愛情をかけていい子に育てたいそんな思いから、何冊かの育児書を読みました。だけど、核家族で孤独な育児のなかで、現実と理想のギャップに悩み、これからどうやっって子供を育てていけばいいんだろう、、、そう考えている時、この本に会いました。この書は、その時々の子供の考え、行動を論理的に解説しています。いままで大人目線で育児をしてきた私は、子供の行動にイライラすることが多かったのですが、その時の子供の考えを理解する事によって、随分冷静になれたように思います。それに<過剰期待は子どもの自由な発達のさまたげ>という言葉も自分のことを言われているようで、どっきっとしました。すこし肩の荷が下りた気がします。
もっとも愛情を受けたい時期に、愛されない子供として育ったら…。また、多感な時期に、精神的にダメージを受けたら。この映画は、そんなトラウマを抱える、特殊な能力を持っているアサト(小池徹平)、タケオ(玉木宏)、シホ(栗山千明)の3人の友情の映画です。
現代のように、ケータイで結ばれているよりも、もっと強い、人を理解する能力にたけているのは、身を持って「他人の心の痛みがわかる人間」だと思います。もちろん、想像力というものもとても大事で必要ですが。それにしても、子供というものは、いつでも親を慕うものなのですね。それが、たとえ親の資格がないような人間でも。とてもせつなくて、そして、友情と、自己再生というものを押し付けがましくならないように描いている作品だと思いました。
またこの作品にハマった人は、原作ではなく、ノベライズの相田冬二さんの「KIDS」(角川文庫)を読むと、よりいっそうそれぞれのキャラクターを身近に感じる事ができると思います。シホのブログとかもでてくるし。ちゃんと小説になっているし、買って損はないですよ☆
AIさんの初のベストアルバムです。のびのある歌声で、ずば抜けた歌唱力を味わうことができます。30万枚を記録した大ヒットシングル『Story』はもちろん、映画『おくりびと』のイメージソングも入っていて、AIのデビュー以来の9年間がギュッと凝縮されています!
『おくりびと』のイメージソングは、久石譲さんとAIさんのコラボレーション。
完成度の高いバラードに仕上がっています。聞くと不思議と自然に心が震えだす、大好きな曲です。
ひさしぶりに朝田先生の手術があります。なんだ かんだで霧島軍司もいい人にありつつあるなか、 伊集院に試練が・・・! そろそろ終わりそうな 予感もします。
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