パリに生まれた女性作曲家メラニー・ボニスあるいはボニ(1858−1937)は、メル=ボニ名義で生前は多くの作品を発表しながら、典型的な“忘れ去られた作曲家”。フランクの勧めで入学したパリ音楽院ではドビュッシーやピエルネの同窓生であった彼女の作風は、ひとくちにいって、おしゃれでセンスのよさが光るもの。300ほどある作品の中でも特に魅力的といわれているのが管楽器のための作品。このアルバムでは世界初録音を含むフルートつきのものが集められています。
・組曲Op.59(1903)〜Fl,Vn&P(*) ・アンダンテとアレグロOp.133(1929)〜Fl&P ・ヴォー地方の調べOp.108(1914−1918)〜Fl&P ・七重奏幻想曲あるいは協奏曲Op.72(1910/1927)〜P,2Fl,2Vn,Va&Vc(*) ・森の情景Op.123(1927/1928)〜Fl,Hrn&P(*) ・古風な形式の組曲Op.127-1(1928)〜Fl,Vn,Va,&P(*) ・小品Op.189(ca.1900)〜Fl&P ・ささやく笛Op.121(1925/1926)〜Fl&P ・スケルツォ・フィナーレOp.187遺作〜Fl&P(*)
2000年のドイツの万博のテーマソング集。クラフトワークひさびさの新曲だったのでその後の活動にファンは期待したのですが結局何もありませんでした。そのようなわけで万博のためだけに一瞬活動しリリースしたのがこれです。このジャケットがオリジナルのドイツ仕様で万博のロゴになっていて角度を変えるとロゴが動きます。収録曲は他の国のと同じで英国盤のようにプロモ映像も入っていませんがこのジャケは限定ですのでお好みに応じてドイツか英国か選択されるのがオススメです。
全く汗や空気を感じさせない作品。アナログの時代の作品だが、すでに無菌のデジタル的手法である。次の『人間解体』はテーマが強いのとファッション性が前面に出ているため、強力だがやや色褪せた感じがするが本作は妙に控えめ(?)な分だけいささかも古くなってない。 ジャケットも何やら不気味だ。この時代にデュッセルドルフ駅にこんな4人が現れたらさぞや不気味だったろう。ニコヤカな4人がテーブルを囲んでいるが(インナースリーブ)本当に時間が止まっている。 シンセも必要最小限しか盛り込まれておらず、音から察するにオーバーハイムの4ボイスとかもありそうなもんなのにハーモニーも薄い。だがそれがこの作品を永遠たらしめている。ムダもなければこれ以上引くものもなし。新しくはち?いが古くもない。極めてニュートラルなまま、発表以来四半世紀以上も経ってしまった。異常。
私が買ったCDには、昔のツールドフランスの模様を収録したビデオが収録されており、PCで見ました。 ツール・ド・フランスのあの、「ハァ~」「ハァ~」という息づかい。スポーティでもあり、セクシー(?)でもあり、いろんなところでミックスされてますね。
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