一時、「アメリカインディアンの教え」という本が流行りました。この作品で彼らは
環境問題・温暖化・食糧問題などを抱える現代人に、人としての生き方そのものを
問いかけてきます。こうしたメディアでそれを喚起できてることも踏まえると、なかなか
現代の文明社会そのものを否定するのも難しいのですが、仮に世界が彼らのような
生き方をすれば、地球はもっと健康な状態になるんだろうなぁって思います。
今や誰もが携帯電話を持たない生活が考えられないような風潮の中、文明そのものを
知らない彼らが、決して不便や退屈を感じて生きてはいなかったであろうことに、
今後の人類の進むべき方向のヒントがあるように思います。
エンド間際、“風になびく髪”が“狼と踊る男”を見送るシーンに、男性同士の友情って
ステキだなぁ…って、胸が熱くなる思いでした。“風になびく髪”…大好きです。
追記:メニュー画面での字幕選択では6種類だけ表示されますが、実際には8種類あって、
プレイヤー側の操作で8番目の項目を選択すれば日本語吹き替え版用の字幕が選択できます。
この場合、ラコタ語部分や英語のスーパー部分(冒頭のシーンとか)で日本語字幕が
表示されます。
若い方にはあまり知られていない映画かもしれませんがとても面白いです。
私の周りに居る20代の友人は全員観たことが無いそうです。残念な限り。
さて、内容についてですが、重いテーマを扱いながらもフィリップの存在が明るさを、
ブッチ・ヘインズが温かみを与え、とても良いバランスに仕上がっています。
逃走劇に思えるあらすじも、映画の中身は愛情たっぷりの内容です。
イーストウッドらしい男くさい演出もバランスが良く、女性はもちろんですが、
男性の方が感動できる内容ではないでしょうか?
私はラストシーンを観て溢れる程の涙を流してしまいました。
レンタルの方が安いから……と思う人が居るかも知れませんが、
1000円程度なので、映画好きなら損はしないと思います。
全く別の見方として、衣装や家具がとてもお洒落でミッドセンチュリー好きも楽しめるのでは?
キューブリック程ではないものの、お洒落度はとても高いですよ。
「人生でバカをやらなかった父のようには生きたくない。何かをやるには今が最後のチャンスだ。」そう語りながら畑に野球場を作りたいと言い出す夫に妻のアニーが次のように答える場面が印象的です。「If you really feel you should do this, then you should do it.(やるべきだと思うときにはやるべきなのよ。)」 アニーは日本風に言えば「糟糠の妻」といった趣で、理解がありすぎると思いつつも、そこは60年代を生きたアメリカ人ならではの進取の気性に富んだ性格のなせるワザなのでしょう。とことん突き抜けたそのイキの良さに、観ているこちらまで突き動かされる思いがします。 物語の中盤、PTAの集会で作家テレンス・マンの著作をめぐって焚書騒動が起ころうとします。この場面でのアニーの演説は圧巻です。 ハリウッド映画では、アメリカ人たちが「書物」や「言論」に対して寄せる絶大なる信頼というものをたびたび見せつけられます。例をあげるなら、「きっと忘れない」ではホイットマンの「草の葉」が、そして「勇気あるもの」ではシェークスピアの作!品!が、登場人物たちを励まし、人生の豊かさを教えてくれます。そうした文学への深い尊敬の念がこの映画でも確かに描かれています。この映画の軸の一つはもちろん「野球」ですが、もう一つの軸は「文学」(もしくは言葉)なのです。アメリカはファシズムを断固拒絶する国なのだ、という強い誇りは言論を守り育むことによって支えられている。自国語で綴られた文学への思いをこんな風に熱く語る言葉を、日本映画でもいつの日か耳にしてみたいものです。 野球、文学、自由、そして家族。そんなアメリカの夢が限りなくつまったおもちゃ箱のような世界を果てもなく「たゆたい」、最後に涙が頬を伝う。この映画はこの上なく贅沢な106分間を私たちの人生に与えてくれるのです。
Frontier, Native americans and Baffalos ,these might be a legend. because they have gone forever and neve come back again. For this reason, high spiritual people like Mr. Kevin Costner would keep longing for what they have lost, what their great grand fathers could see ,hear, touch and smell. The endless grass field that had been rolling on and on and onto the skyline. The people and the countless baffalos that had been living peacefully ,religiously and naturally for several thousand years. Now, Mr Costner would try to bring us back to the times something important were about to disapper and therefor something regretful might have begun in our souls . Beyond any doubt ,he has succeeded completely and vividly. Every minute ,we could feel something unexplainable in each scene . here is why this motion picture must be of magnificence. reading the same titled book would help you understand the situations. Nicholas Evance, author of The Loop also would indicate us the fate of wolves. Declaring unmistakably, this surly is one of the milestone movies hallywood has ever made. the J. F k. would be also quite recommendable, of course. Swaying on the back of Cisco.
初めて映画館で見たときにはとても感動したことを覚えている。テレビシリーズの『アンタッチャブル』とは違って人間ドラマがあったから。とくにマローン(ショーン・コネリー)が襲われたシーンには泣いた。さすがに繰り返し見ると泣けなくなってくるけど、カポネを逮捕するという執念を感じさせる演技にはいまでも感動を覚える。ほかにもマローンを殺した犯人を追い詰め、一度は合法的に逮捕しようとするも結局ビルから突き落としてしまったり、大事な帳簿係確保を控えつつも乳母車を気にしてしまったりするネスには人間味を感じてしまう。ストーリーはシンプルでありきたりかもしれないけれど、こうした人間ドラマこそが本作をたんなるギャング映画とは一線を画すものとしていると思う。
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