音も良いし、曲数も14曲も入って、この値段はあまりにも安い。ジャケットのアートワークが今一つなのはあるけれど、デオダートに関しては、CTI時代のものやそれ以前のブラジルでの録音しか手元になかったので、このヴァーヴ時代(1974-1976)のコンピレーションは本当にうれしい。実際、CTI時代の延長線上にある音作りながら、もう少し落ち着いた大人になったデオダートといった感じは、今聴いても心地よく響きます。しかし、こうやって聴くと半数が自作曲で、実はデオダートってかなり良い曲を書ける人なんだなというのが、よく分かります。逆に他人の曲の方は、ネタがベタすぎたり、アレンジが大仰になりすぎていたりする面が目立ち、今聴くとちょっとと思うのもあります。
ブラジルが生んだグラミー賞シンガー。 声がいいし、内容もめちゃくちゃ素晴らしいです。
ハウスオブMの完結部分が収録されているのでハウスオブMを先に読んだほうが楽しめます。
食人監督デオダートの食人映画第1作。以前カットされていたシーンも追加されている。 2作目の「食人族」ではわざとドキュメンタリータッチにしていたが、本作では普通の劇映画の手法を取っている。 特典として、デオダートのインタビューがあり、撮影当時の裏話が聞ける。主役のマッシモ・ロッシはその体力が見込まれたそうな。 見所は、全編裸で頑張っているミー・ミー・レイ(メ・メ・レイ)の可憐さと、彼女が無惨に食べられるシーン。こういう映画だと女優も大変ですね。
「食人族」で有名なルッジェロ・デオダート監督による、食人映画です。
同時期前後して色々な監督が食人映画を製作しましたが、私にとっては群を
抜いて本作(カニバル)が一番の出来だと思います。
この作品で一番の肝となる食人族役の方々は、何と本物のインディオ
(元食人族)だそうで他の食人映画とは違い、原始人オーラが漂っていました。
また後半では人間の調理法(蒸し焼き?)が描かれており、そこに食人族の
日常を垣間見たような気がします。
インディオとの撮影エピソードについては、同時収録されているルッジェロ・
デオダート監督のインタビューで語られてます。
星4つにしたのは、主人公が食人族の捕虜になってからのシーンがあまり面白
くなかったからなのですが、まあ異文化との接触に意味不明は付き物なので、
それについて否定はしません。
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