対局などには向きませんが、 ストーリーモード、次の一手?問題などで有段者コースがあるので、 それをうんうん唸りながら解いていくことができるので、 買って損はないとおもいます。 不満点はスキップモードがないことですね。 1回クリアすればもうプレイしない?からなくてもいいという考えでしょうか。
61才女性です。「3月のライオン」を読んで、老後の脳活性のために将棋をやってみようと思い立ち、どこでもできるようにDSの将棋ゲームを探しました。将棋は子供の頃、家族で遊び、自分の子供が小学生の頃相手をしただけです。その子供に訊き、チェックして初心者にもでき、楽しめるということで、購入しました。このゲームは「お助けダイブ機能」がとても良く、私でもニコガミに勝てて楽しめました。コミック版も買ってきましたので、ストーリーがわかり、これから先楽しみです。ただ、画面をじっと見つめていたせいか、とても目が疲れました。これから先やれるかどうかわかりません。年寄りでもできるように画面の改善を望みます。また、「みるく」さんには笑ってしまいました。キャラも女性向けにもっと可愛い、かっこよいイケメンさんを作って下さるといいかなとも思います。
★特徴★
幼い頃に両親を殺され、自身の声も失った少女棋士紫音(しおん)の将棋と人生を描いた物語です。両親の殺害が全体を通して大きな謎となっており、誰が犯人なのか分からないというミステリー要素もはらんでいます。アニメ化も決定し、注目度が徐々に上がってきましたね。
★よいと思った点★
声を失い筆談で話す主人公の他、ラブコメ担当の兄弟子や女装して女流棋士に潜む青年など、シリアスな展開の割りには高い漫画的バラエティを誇る登場人物が揃っています。先の展開が全然読めないので、読者に対する強い牽引力が持ち味です。読むのをやめたら先が気になって仕方がないという。
★よくないと思った点★
まずは絵。特に1巻時点での画力は致命的レベルかも。最初の数ページでちょっとガックリきました。あとネーム。コマとコマの繋がりが不自然で、読者の物語への没入を妨げることがあります。ストーリーとか設定が面白いだけに、非常に勿体無いなあと思いました。個人的には絵の上手い下手がそのままマンガの評価になることは少ないんですが、シリアスストーリーとリアルタッチな画風を扱う以上、やはりクリアしてほしいレベルってのはあるんですよね。
講談社月刊アフタヌーン連載/かとりまさる原作・安藤慈朗漫画の 「しおんの王」TVアニメ第2〜4話を収録したDVD2巻です 主人公・紫音(しおん)の生い立ちと絡めたサスペンス要素に違和感があるものの、 女流将棋の雰囲気を本格的に描写し、将棋に賭ける者達の執念を量る作風が唸ります (総合5.6/10点)
第2話「秘密」★★★☆☆6/10点 出る杭は打たれる。そんな言葉が思い起こされる物語です 妨害工作など外野の幼稚な行動を目立たせることで、 戦いとは己自身の強さ次第と再認識させる反語のように感じられます 前回の「決して諦めない」精神の意味にも納得。ストーカー描写は謎ですが、 紫音のモノローグをもっと排して、声無しで魅了する演出の強化に期待
第3話「駒音(こまおと)」★★★☆☆5/10点 報道機関がマスゴミと揶揄される所以が良く判ります 堅実に生きる者を阻む、他人の心情などお構い無しの結果至上主義に イラっとします。警察も絡めた紫音を巡るサスペンス要素が濃くなるものの、 繋ぎのお話なので見所は薄め。前回より紫音の表情の変化から、心の動きを 色々想像して楽しめたのが好感触
第4話「鬼手」★★★☆☆6/10点 再び盤を挟み、激突する安岡紫音vs斉藤歩 全編対局のみですが、状況解説、読み合いの攻防が興味深く見応えありです 将棋未経験者には不親切なのはご愛嬌。安易な展開にせず、 勝利への執着心を貫いた結末は期待通りで○ ただ作画の安定感、待ち時間の緊張を魅せる演出が欠落していたのが残念
2004年から2008年まで『月刊アフタヌーン』に連載された将棋サスペンス漫画。2007 年にアニメ化されている。原作のかとりまさる氏は元女流名人の林葉直子女史のペン ネームだが、連載中の2006年に破産し、一億二千万円の実家を差し押さえられたとの こと。本作の稼ぎではどうにもならなかったらしい。いろいろと波乱万丈な方ではある。
4歳のときに目の前で両親を惨殺されたショックから失語症となり、他人との会話は すべて筆談で行う少女・石渡紫音。彼女は隣家であったプロ棋士の安岡信次夫妻の 養女となり、12歳で女流棋士となる。紫音の棋界での奮闘と、周辺にちらつく犯人の 影。新棋戦のプロアマオープントーナメントを勝ち上がる紫音は少しずつ記憶を取り 戻していくのであった・・・。ってな感じで二時間サスペンスドラマっぽい。初めのうちは 現実性の問題として「男が完璧に女に化けるなんて可能か?」とか「女流が高段者に 勝つなんてねーし」などいろいろとツッコみどこが多くて脱落しそうになったが、犯人が 誰なのかという興味につられて読んでいくうち面白くなっていった。将棋漫画であるが、 作中で盤面図は殆ど登場せず、"衝撃の一手"もどうスゴいのか分からない。それを 補っているのが「対局check!」というコラムなのだが、誤植が酷い。盤面図も棋譜も 間違いが多いのだ。将棋好きの読者がもっとも楽しめるコーナーなのにもったいない。
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