文庫用のブックカバー。
革製品なので、手触りがよく長持ちしそうです。
皮の匂いと本の厚みを楽しみながら読書でき、
ギフトにお勧めします。
婦女暴行事件や沖縄の基地問題など、様々なニュースで取り上げられた事件を
ストーリーに盛り込んでいる。
これらの問題を沖縄の人の視点で再構築しているので、基地問題に対して、
沖縄と本土では感じ方が違うなということがあらためて浮き彫りにされた気になります。
正直いって、3巻までの裁判を中心に置いた話とは一線を画しており、
戦後の沖縄の生の声を訴える構成になっている。
これまでの話は、結局なんだったのか?っと疑問にも感じますが、
これはこれで一読の価値はあると思いました。
・松家仁之「火山のふもとで」 北青山にある村井設計事務所は、夏の間だけ北浅間の別荘地に仕事場を移動する。折しも国立現代図書館の設計コンペ参加で仕事は佳境に入っている。入社したばかりの坂西徹は、ここで貴重な体験をすることとなる。―
・650枚の長編は読みでがある。読書慣れしてない自分は3日かけてやっと読みました。物語によくある大きな起伏があるわけでもなく、ちょっと敷居が高い感じ。建築の専門的な知識と、自然(鳥・花・風景)の描写は、退屈なほど淡々としているが、一方でそれは知的かつ叙情的とも言える。読書好きや活字好きの方には、たまらないのだろうと思う。読み終えてみると自然が主役のようなスケールの大きさを感じました。★★★★★
・絲山秋子「強震モニタ走馬燈」「葬式とオーロラ」の短篇2作。 「・・・勝ち負けを放棄して内向きになったとき、自分の努力は実るんじゃないか」(部分引用)というところにちょっと感動。
・橋本治「枝豆」 よく言われる草食系男子って何?って所から始まって、枝豆とどう結びつくのかと思っていたら、最後はちょっと微笑ましくなりました。
父親の不在と、自分が父親であることに耐えられるかわからない不安。 それらをバックボーンとした、母であり娘である関係への憧憬と畏れ。 根っこにあるのは、狭い範囲で生き、そこから動こうとしない土着性。 本質的には、半径5メートルくらいの表現に拘った緻密な描写たち。
何かが欠けると、その欠け目が引っ掛かり動けなくなるのでしょうか。
文庫用のブックカバー。
革製品なので、手触りがよく長持ちしそうです。 皮の匂いと本の厚みを楽しみながら読書でき、 ギフトにお勧めします。
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