コスメ業界でなくても通用する社会です。商品の使い手が恋愛女性でもあり、売り手が仕事女性でもなければいけない、そこがポイントだと思いました。主人公の成長がトントン拍子に見えてしまうのはきっとあまり挫折が描かれていないから。でも社会の構造が深く描かれてあって楽しめました。ラストちょっとした衝撃もあります。
多くの謎を残して消えた「写楽」。その誕生から失踪までの描いた作品です。
写楽を歌舞伎小屋の下っ端役者として足の怪我を負う所から始まります。やがて芸人一座と出会って「とんぼ」と名乗り、彼らと芝居小屋を行き来します。そして吉原で遊女に一目惚れ。しかし彼女は美人画の絵師、喜多川歌麿が…。
原作は未読ですが、最初は登場人物の多さに気が散りました。しかも片岡鶴太郎、フランキー堺、岩下志麻、佐野史郎など癖のある脇役陣に、肝心の写楽が霞んでしまい、当時の雰囲気・そこまでの事情を説明するのに必要な人数だったのか疑問に思います。また生き生きとした絵師「写楽」はここにはいない。そこも残念でした。
ただフランキー堺氏は写楽研究家だけあり意気込みが他と違います。また永澤俊矢演じる「後の葛飾北斎」には個人的にお気に入り。あの「のっそり感」が堪りません。
総評として、大人のための時代劇。歌舞伎、春画(ボカシ入)、吉原と江戸情緒満載ですが、繰り返し観ないと良さが分からない作品かも知れません。今は結構ハマってます。
女優・葉月里緒菜の2nd写真集(1998年の作品)です。
当時23歳でしょうか・・・「魔性の女」とも呼ばれた存在感のある可憐な女優が、篠山紀信と組んでへアヌードを発表する衝撃的な出来事でした。
今見れば明らかに微乳でエロチックとは言えないのですが・・・当時は、この細く、繊細な裸身が鮮明に印象に残りました。
後半、日差しの眩しい寝室で微笑む一糸纏わぬ彼女はあまりにも美しく、愛らしい乳首に吸い付きたい衝動に駆られます。
10年を経ても・・・今も抜けます。
大変よかった。 単行本ではあるが、それがかえってプラス効果かな。 人物はあたりまえであるが、やはり撮り方、明るさなどかいい。 保存版として大きくもなくよいと思う。
この大型本も買ってしまったのだけれど、やはり個人的には、単行本のほうが 素敵に感じられる。 大変全体がまとまっており、いつものように写真そのものもよく、 保存には最適かと思う。
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