子供にせがまれて買ってしまいましたが、とても好評でした。ただ、Amazonプライム対象の商品でないため、配送料がかかりました。せっかくAmazonプライム会員になっているのに、配送料を払うことになってしまい、すごく損そした気分です。最近、Amazonプライム対象商品が少なく、無駄に配送料を払っています。こんなことなら、会員にならなければよかったと思っています。
まぁ良くも悪くも、熱き戦いの【記録】です。
内容としてはちょっとした当時のインタビューと、試合のダイジェスト(一試合30分くらい?)
南アフリカのイメージ映像です(笑)
試合の実況も後日収録なのか、淡々としていてやはり当時の熱量は伝わってきません。
でもBlu-rayなのでやはり奇麗ですし、買って損ではなかったです。
全4試合録画してある方はいらないんじゃないかな?
足にフィットして、動きやすくボールコントロールがしやすいと喜んでおります。
W杯直前に岡田ジャパンが遂げた変身、ザックジャパンになってからの変化が、素人の自分でも手に取るように理解できる本です。
著者が行ってきたのは、試合をビデオでリプレイし、ラン、パス、トラップ、シュート、クリア、それらすべてをエリアや時間帯に分けて徹底的に解析し、各試合におけるチームの機能ぶりを、一試合あたり数十枚のレポートに描き出す作業。
そのフロンティア・スピリットに、たいへん頭が下がります。
ビデオに基づく試合分析そのものは古くから行われてきたでしょうが、彼の行ってきたことは、試合全体を俯瞰できる位置でのビデオ撮影というこだわりに始まって、チャンスやピンチにつながる・つながらないを問わず全てのプレイを緻密に拾い上げ、コンピュータに入力し、それを解釈した(すなわち数表や図形で描き出した)ことです。
こうした細かいこだわりは、なんとなく日本人の強みのようにも思われます。そして、そのデータが、規律と忠誠心を特徴とする日本人のプレイスタイルにあいまって、サッカー後進国の日本をあそこまで押し上げたのだなあ、ということが非常によく納得できます。
また、「おわりに」を読みながら、著者が「データが大事なのは自身の会社経営でも同じ」と述べるくだりで、ふと我に返りました。
ビジネスマンの一人として、データを取ること、データを手元に置くこと、データで人を納得させることの重要性が、みょうに身につまされる本でもあります。
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