Disc-1はアニメ史上に残る不朽の名曲のオンパレード。30代には感涙ものの選曲だ。少女の夢と憧れ・わんぱく少年・冒険・スポ根・ファンタジー・戦う者の哀愁・・・各ジャンル何でも揃うところに彼女の歌手としての容量の深さを感じずにはいられない。45811などはもう何度聴いても素晴らしい。Disc-2ではさらに円熟味を増した歌声が圧巻。哀愁漂うバラードで聴かせるかと思えば愛嬌たっぷりのコメディエンヌぶりを発揮する曲1214もあり、まさに女王の貫禄、である。渡辺岳夫が後期に残した名曲9や、80年代後半の洋楽の匂いプンプンの15などもおすすめ。デビューから順を追って構成されているので、2枚通して聴けば彼女の天賦の才能と女王の道への軌跡を堪能できること請け合い、である。
記憶の片隅にずっとあって、何だか気になっていた「アンデルセン物語」のテーマ曲が収録されてるのに惹かれて買っちまったぃ。いいなぁ“キャンティのうた”と“ズッコのうた”。 リアルタイムで見ていた記憶のあるものはほとんどないのだけど、いくつかは再放送(今ではすっかりニュース番組に奪われた平日夕方の時間帯の)で見た覚えがあります。 私と同じような記憶のある方は、これ聴いてしみじみしてください。
テレビまんが懐かしのB面コレクションは
企画CD テレビまんが主題歌のあゆみ
と対になるCDです。
テレビまんが主題歌のあゆみ シリーズは
発売されたレコードのA面のみを収録しているので
それを補完する意味で
レコードのB面のみを収録して発売されたシリーズです。
コロムビアオリジナル音源で構成されています。
(一部コロムビアカバーVerも有)
こういったシリーズがあったからこそ
他メーカーさんの企画物CDも発売するわけですね
1971年、当時男子に人気絶頂だった「タイガーマスク」の裏番組で放映されたのが「さすらいの太陽」だ。大人びたタイトル、女子からの噂などで興味はあるも、タイガーマスクがあるので観なかった。でも、タイガーマスクが終わるとすぐにチャンネルを切り替え、エンディング曲(心のうた:堀江美都子)を聴いた。エンディングに絵だけで登場する主人公「峰のぞみ」に恋した男子は、再放送を待ったが、その機会は高校生時代まで訪れず、結局見逃してしまった。(当時はビデオが一般的でなかった) 34年、これからの人生でこれほどの時間、期待と希望を持って待ち続けるようなことがあるのだろうか。そして34年後に自分はまだ生きているだろうか? 内容・テーマそれぞれ深く、平成のアニメと違う成熟さがある。これを昔の小学生は見ていたのだが、時代が違うので今の小学生が観ても理解できない部分が多いかも知れない。そもそも、このDVDに興味を持つのはやはり私のように過去のどこかでこの作品に触れた、知った方が多い筈だから比較しても始まらない。 34年前に希望したことが叶うとしても、それが感動に繋がるか、「こんなことを希望しつづけていたのか」と裏切られた気分になるか、どちらかだろうが、私個人としては「大感動」した。想い続けていて良かった。 原作とアニメはタイガーマスクのそれと同様、かなり異なる。でも、両者に普遍的なテーマがあり、視聴者は主人公から感動を与えられること必定。私の好みの女性タイプはその時既に「刷り込まれて」いたのだ!という意味では、(実際には、中身を見てさえいなかったのに)その後の人生に大きな意味を持った作品。
入門盤としては、これでいいのでしょう。但しミッチの魅力や代表曲のほんの一部でしかありません。特に佐々木功さんや水木一郎さんとのデュエットが一曲もないのは残念。昨年水木一郎さんは3種類のベストが出ましたが、堀江さんも同じように展開して欲しいです。特にCD5枚+DVD1枚のベストの発売に期待しています。
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